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教育・文化 社会・全般
2010年11月17日(水)9:00

宮島小で稲の収穫祭/児童らもち作りを体験

母親たちの手ほどきを受けながらもちを作る子どもたち=16日、宮島小学校

母親たちの手ほどきを受けながらもちを作る子どもたち=16日、宮島小学校

 宮島小学校(平良隆校長)で16日、児童たちが栽培した稲の収穫祭があった。今年収穫した米は66㌔。地域の先輩や母親たちと一緒にもちを作り、収穫の喜びを味わった。


 同校の稲作体験学習は15年目となった。同校のある島尻集落で昔行われていた稲作の継承や、地域との交流などを目的にしている。
 島尻勝徳さんが、無償で貸している田んぼの面積は約330平方㍍。種子おろし(1月)、田植え(3月)、稲刈り(7月)、脱穀・精米などを経て収穫祭となった。

 上級生たちは、もちつきも体験。幼い子どもたちは、母親たちの手ほどきを受けながら、懸命にもちを作った。 今年のメニューは大福もちで、中にはブドウやバナナ、チョコレート、チーズを入れるなど工夫を凝らした。

 会食でもちを食べた子どもたちは「おいしい」と歓声。児童会長の下地真幸さん(6年)は「毎年作るのはきな粉やあんこもちだが、今年は自分たちで考えて大福を作った。とってもおいしい」と笑顔いっぱいだった。

 栽培に協力した島尻さん(土地提供者)、山内義信さん(田んぼ耕運)、阿波根正一さん(肥料提供)、喜村勇夫さん(稲作指導)ら4人に米をプレゼントした。


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