04/29
2024
Mon
旧暦:3月20日 仏滅 壬 
政治・行政
2017年7月25日(火)9:03

レーダーの健康影響に懸念/伊波氏

空自分屯基地を視察


堀司令(右)から説明を聞く伊波氏(左手前)=24日、航空自衛隊宮古島分屯基地

堀司令(右)から説明を聞く伊波氏(左手前)=24日、航空自衛隊宮古島分屯基地

 参議院議員の伊波洋一氏が24日、航空自衛隊宮古島分屯基地(堀豊司令)を訪れ施設を視察したほか、基地の概要や新たに設置が進められている二つのレーダーなどについて説明を聞いた。伊波氏は新レーダーについて、近隣住民の健康への影響に懸念を示した。

 視察は説明が始まる前の写真撮影のみが許可された実質、非公開で行われた。伊波氏のほか市議会議員の石嶺香織氏と市民数人も参加。最初に堀司令から同基地の歴史や施設概要などについて説明を聞いた後、基地内を視察したという。

 現在、新しいタイプの装備に更新中の二つのレーダーのうち、一方は遠距離の弾道ミサイルなどに対処できる機能を付加させることができ、もう一方は近空の航空機などの状況を把握するものとの説明があったという。

 視察終了後、マスコミの取材に応じた伊波氏は新しいレーダーについて、稼働するのは今年の末ごろを見込んでいて、宮古島への陸上自衛隊配備計画との関連はないとの説明を受けたという。基地の近くに民家があることからレーダー稼働に伴う地域住民の健康被害への懸念を示し「レーダーが住民へ健康被害を及ぼさないのか、そのことを証明する手立てを出すよう政府に求めていきたい」との考えを述べた。

 伊波氏は同日、陸自配備が計画されている千代田カントリークラブや日本軍慰安婦の祈念碑なども視察した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月28日(日)9:00
9:00

7269人が地下ダム学ぶ/23年度資料館来館者数

市地下ダム資料館(城辺福里)のまとめによると2023年度来館者数は7269人で、前年度の6706人と比べて563人増加した。新型コロナウイルス感染症の発生以前の19年度の来館者7743人と比較すると94%まで回復している。来館者はリピーターが多く、島外に住む市…

2024年4月28日(日)9:00
9:00

成田-下地島が運航再開/ジェットスター

ジェットスター・ジャパン(GK)は27日、成田-下地島路線の運航を再開した。昨年10月に運休して以来約6カ月ぶり。使用機材はエアバスA320。運賃は片道7490円~5万1390円。再開初日は大型連休スタートとあって多くの観光客らが下地島空港に降り立った。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!