05/04
2024
Sat
旧暦:3月26日 仏滅 戊 
産業・経済
2017年8月12日(土)9:06

年間総重量など喜翁丸が優勝/「パヤオの日」式典で表彰

「パヤオの日」式典で表彰された関係者ら=11日、佐良浜漁港

「パヤオの日」式典で表彰された関係者ら=11日、佐良浜漁港

 宮古地区パヤオ管理運営委員会(会長・漢那一浩伊良部漁協組合長)主催の2017年度「パヤオの日」式典が11日、佐良浜漁港の特設会場で行われた。パヤオ漁業表彰式で、同漁協所属の第五喜翁丸(漢那竜也船長)が今月設定された期間総重量賞の部で優勝し、併せて2016年度の鰹船の部の年間総重量賞で表彰された。16年度の本鮪賞には宮古島漁協所属の「じゅん丸」(久高勇光船長)が輝いた。

 式典で、漢那会長は「昭和57年に、この地佐良浜において全国で初めてパヤオ設置してから今年で35年目を迎える。特にパヤオを中心とした漁業は、カツオ、マグロ漁が中心であり、漁場が近いことから、鮮度が良いことでいろんな方面からの評価を受けている」と述べた。

 その上で「伊良部では、沖縄県のカツオ水揚げの7~8割が水揚げされている。国・県・市におかれましては、これまで以上のご支援とご協力をお願い申し上げる」と語った。

 来賓の下地敏彦市長(代読・長濱政治副市長)、植田修宮古農林水産振興センター所長(代読)、上原亀一・県浮魚礁(パヤオ)漁業等調整連絡協議会長がそれぞれあいさつ。さらなる水産業の発展、航海安全、大漁を願った。

 表彰式後、ダブル賞を受賞した漢那船長は「これからも乗組員と力を合わせて航海安全と大漁を続けたい」と決意を新たにした。

 表彰されたのは次の皆さん。(敬称略)

 ▼8月6~9日までの期間水揚げ
 【大物賞の部】優勝=第七優漁丸(渡真利武船長)12㌔▽準優勝=満漁丸(根間明勇船長)11㌔【総重量賞の部】第五喜翁丸(漢那竜也船長)4857㌔

 ▼2016年度の水揚げ実績
 【本鮪賞】じゅん丸(久高勇光船長)285㌔【小型漁船の部の年間総重量賞】徳福丸(川満哲幸船長)83㌧【鰹船の部の年間総重量賞】第五喜翁丸(漢那竜也船長)208㌧


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年5月3日(金)9:00
9:00

各施設で子供無料、半額 大型連休きょうから後半

児童福祉週間 きょう3日から大型連休の後半がスタートする。6日まで4連休となり、各空港は混雑するほか、島内各地の行楽地では観光客に加えて地元の家族連れらでにぎわいそうだ。 厚生労働省では、子どもや家庭、子どもの健やかな成長について国民全体で考えることを目的に毎…

2024年5月3日(金)9:00
9:00

大輪の花で歓迎/観光客の撮影スポットに

下地のヒマワリ 国道390号の与那覇湾上地護岸沿いに植えられたヒマワリの花が咲き誇り、通りを行き来する観光客の目を楽しませている。初夏の青空が広がった1日午後、心地よい風に揺れる黄色の大輪の花に誘われて、多くの観光客がヒマワリと一緒に記念撮影をする光景が広がっ…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!