05/06
2024
Mon
旧暦:3月28日 赤口 庚 
政治・行政
2017年9月1日(金)9:04

宮古島市7万3935円/国保移管に伴い県試算

多良間村4万3749円

 【那覇支社】県保健医療部(砂川靖部長)は8月30日、2018年4月から国民健康保険(国保)の運営主体が市町村から都道府県に移管されることに伴い、各市町村別の1人当たり保険料の試算結果を発表した。宮古島市は、15年度実績から101円減の7万3935円、多良間村は同3万5944円減の4万3749円となった。実際の保険料は、市町村からの繰入額などによって変動するが、県は「新制度の1人当たりの保険料が実態に近い姿で明らかになった」との見解を示した。

 試算は、17年に新制度が施行されたものと仮定して行った。支出については、14年3月~17年2月の医療費実績の伸び率などを勘案し、約1578億円と算出した。収入は、公費拡充と、前期高齢者交付金の増加額を反映させて約1218億円とした。

 県平均の保険料は、支出と収入の差額約360億円を県内の被保険者約43万8000人に割り当て、8万2102円と算出した。15年度実績と比較すると5305円の増加となるが、市町村が一般会計から法定外繰入を行っている(15年度は1人当たり3万343円)ことを考慮すると、結果的に1人当たり2万5038円の余剰があるという。

 各市町村の保険料は、それぞれの医療費水準と所得水準、所得割合を加味して算出した。最も高い保険料と試算されたのは北大東村の1人当たり10万6266円、最も低くなったのは粟国島の3万5809円だった。那覇市は9万2523円、浦添市は8万4688と試算された。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年5月3日(金)9:00
9:00

各施設で子供無料、半額 大型連休きょうから後半

児童福祉週間 きょう3日から大型連休の後半がスタートする。6日まで4連休となり、各空港は混雑するほか、島内各地の行楽地では観光客に加えて地元の家族連れらでにぎわいそうだ。 厚生労働省では、子どもや家庭、子どもの健やかな成長について国民全体で考えることを目的に毎…

2024年5月3日(金)9:00
9:00

大輪の花で歓迎/観光客の撮影スポットに

下地のヒマワリ 国道390号の与那覇湾上地護岸沿いに植えられたヒマワリの花が咲き誇り、通りを行き来する観光客の目を楽しませている。初夏の青空が広がった1日午後、心地よい風に揺れる黄色の大輪の花に誘われて、多くの観光客がヒマワリと一緒に記念撮影をする光景が広がっ…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!