12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
社会・全般
2017年9月17日(日)9:03

沖縄電力 復旧作業を完了/台風18号

ほぼ全世帯で停電解消


 台風18号の直撃に伴う停電で、沖縄電力は16日午前11時42分、高圧配電線路における送電復旧作業を完了させた。宮古地域のほぼ全世帯で停電が解消され、市民生活に日常が戻った。



 13日の暴風で、宮古地区では複数の電線が断線。大規模停電につながった。


 沖電は沖縄本島、石垣からの応援を含めて約100人態勢で復旧に当たってきたが、長いところでは発生からほぼ丸3日間、電気のない生活を強いられた。


 16日正午までにほぼ全世帯の停電が解消されたが、引き込み線の断線が原因とみられる停電が一部の家庭や信号機で続いている。


 沖電では、復旧していない場合、宮古支店管内コールセンター(0120・586・707)への問い合わせを呼び掛けている。


 長期間の停電は市民生活に大きな影響を与えた。最も復旧が遅れた城辺保良地区に実家がある50代の男性会社員は「台風14号の時もそうだったが、保良は復旧が最後だった。停電の復旧作業は中心地から順番に行うので仕方ないが、災害救助の場合も順番として最後になるのかと思うと非常に不安だ」と話した。


 30代の女性は「停電で冷蔵庫が使えないので食品を保管することができずインスタントでしのいだ」と振り返った。洗濯は平良に出向いてコインランドリーの前に長時間並んだ。「本当に大変な3日間だった」と疲れた表情だった。


 ペンション経営の30代男性は「スイッチを押せば電気がつくというのが不思議な気分だった」と話し、久しぶりの通電に安どした。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!