12/13
2025
Sat
旧暦:10月24日 先負 丙 
政治・行政
2017年10月20日(金)9:07

三日攻防に突入/宮古島市議選

各候補、支持拡大図る/関心集める当確ライン


三日攻防に突入し、各地で行われているポイント演説にも熱が入る=19日、北給油所交差点

三日攻防に突入し、各地で行われているポイント演説にも熱が入る=19日、北給油所交差点

 33人(現職15人、新人15人、前職1人、元職2人)が立候補した第4回宮古島市議会議員選挙は19日、三日攻防に突入した。今回は定数が前回より2議席減り、それが当確ラインにどう影響するのかも注目となっている。24議席の争奪戦はいよいよ佳境を迎え、各候補者は島内各地でのポイント演説、地縁血縁への支持訴えのほか、地域を回るローラー作戦などを展開し、それぞれが激しい選挙戦を展開している。

 今回市議選は前回同様に33人が立候補。しかし、前回より定数が2議席減った中でより狭き門となっている。

 市議の定数は第1回(2005年)が28議席、第2回(09年)と第3回(13年)が26議席で過去3回の選挙における当確ラインは600票台後半から700票台後半となっている。

 定数が24議席となった今回は、当確ラインが上昇する可能性もあるが、多数票を獲得する候補者がどれくらい出るかで当確ラインは上下しそうな様相となっている。

 前回の最多得票数は1752票で、1000票以上を獲得した候補者は16人となり、前々回の10人から6人増えている。

 前回市議選における勢力別の獲得票数は、与党系が2万1406票に対して、野党系は4643票。その差は1万6763票となり、与党勢力が圧倒的な力の差を見せつける結果となった。

 今回は市政与党の保守系が19人、市政野党となる革新系が10人で、中立は4人の構図となっている。

 前回選挙からこれまで、県知事選、衆院選、県議選、参院選、市長選が行われ、その間の有権者の動向も変化してきたが、ほかの選挙に比べ、地縁血縁票が色濃く反映される市議選において、有権者が今回どのような判断を下すのか注目となっている。

 投票は22日、即日開票される。今月14日現在の有権者数は4万3318人(男性2万1407人、女性2万1911)。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!