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社会・全般
2017年10月25日(水)9:03

共和産業を国交大臣表彰

建設統計調査で貢献


2017年度建設統計調査に係る国土交通大臣表彰を受賞した共和産業の狩俣工事部長(右から2人目)と仲本工業の宮里護専務(同3人目)、土木建築部の宮城理部長(同1人目)=23日、県庁

2017年度建設統計調査に係る国土交通大臣表彰を受賞した共和産業の狩俣工事部長(右から2人目)と仲本工業の宮里護専務(同3人目)、土木建築部の宮城理部長(同1人目)=23日、県庁

 【那覇支社】国が実施する建設統計調査での貢献が顕著な事業者を表彰する2017年度の国土交通大臣表彰式が23日、県庁で行われた。共和産業(下地武義社長)など2社が県内では対象に選ばれ、感謝状が授与された。

 建設統計調査は、建設工事の施行と受注動態を調査し、建設活動の実態を明らかにすることが目的。国が県を通じて毎年実施しており、県内約2000社に対して行う「建設工事施行統計調査」と、約200社が対象の「建設工事受注動態統計調査」がある。

 調査結果は国の政策立案などの基礎資料として活用され、資料の正確性や迅速な対応などを総合的に判断して受賞者を決定する。

 大臣に代わって感謝状の伝達を行った県土木建築部の宮城理部長はあいさつで、「本統計調査は、業界の動向を把握し、建設需要や景気対策など次へのステップとなる施策を立案するための重要な基礎資料となる。統計調査に対する皆さんの貢献は大変ありがたい。引き続き理解と協力をお願いしたい」と述べた。

 表彰式に出席した共和産業の狩俣忠雄工事部長は「これまで10年以上統計調査に協力してきたことが評価されて大変うれしく思っている。大臣表彰は社内でも初めてで驚いているが、今後も積極的に協力していきたい」と喜びを語った。

 同表彰制度は、79年から実施されており39年目。これまでに県内77業者が表彰を受けている。


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