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社会・全般
2017年11月3日(金)9:04

上半期6417人が利用/市陸上競技場・筋トレ室

健康ブームで年々増加


利用者が伸びているトレーニング室。今年度の上半期実績で延べ6417人が利用している=10月31日、市陸上競技場

利用者が伸びているトレーニング室。今年度の上半期実績で延べ6417人が利用している=10月31日、市陸上競技場

 市陸上競技場に付設されているトレーニング室の利用が年々伸びている。今年の上半期(2017年4~9月)は延べ6417人が利用しており、前年同時期を908人上回る過去最高の利用者だった。年間では1万人を突破する見通しだ。健康志向、筋トレブームが要因とみられ、市民の健康増進の拠点として定着している。課題は器具の充実度と手狭な環境。急上昇を続ける利用ニーズへの対応が求められそうだ。

 トレーニング室は、15年に施工された市陸上競技場メインスタンド改修工事に伴って設置された。

 室内にはルームランナーやエアロバイク、ベンチプレスといった主要器具ほか大腿(だいたい)筋やハムストリングを鍛えるレッグプレス、広背筋や上腕二頭筋に負荷を与えるプルダウンなど多種多様な筋トレ器具がある。

 17年上半期は学生・一般が4168人、中・高校生は697人が利用した。

 担当の市民スポーツ課によると、平日でも利用時間前に競技場に訪れて待っている市民もいるという。混雑時には使いたい器具の順番待ちも発生する。「とにかく人気がすごく、場所が狭い場合もある」(市民スポーツ課)のが現状だ。

 筋トレで筋肉量を増やして代謝を高め、ランニングなどの有酸素運動で効率的に脂肪を落としていく。こういった体づくりへの関心が利用率に表れている。

 ほぼ毎日通うという20代の男性は「2~3年前はほとんど利用者はいなかったのに今は利用できない日もある」とここ数年の急増ぶりを語る。「一つの器具を1人が30分利用するため待ち時間が多く、何もできずに帰ることもある。ベンチプレスができる器具を増やしてほしい」と要望した。

 沖縄本島から移住している20代男性も「ベンチプレスとスクワット、デッドリフトが三大筋トレ。これができる器具が一つしかないのが残念」と指摘し「少なくとも三つはほしいが、増やしても置く場所がないのも悩ましい。ただ、需要は確実にある」と話した。

 当初は男性の利用者がほとんどだったが、今では午前中を中心に女性の利用者も増えた。健康志向のブームに乗って、利用の幅はますます広がりそうだ。

 トレーニング室の利用時間は午前9時から午後9時30分。利用料金は中・高校生が100円、学生・一般が200円で、利用時間はそれぞれ2時間。窓口に設置されている券売機で入場券を購入して利用する。


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