12/06
2025
Sat
旧暦:10月17日 友引 己 
産業・経済
2018年1月7日(日)8:58

原料糖を初出荷/宮古製糖城辺工場

1500㌧を横浜へ


船倉に流し込まれる原料糖=6日、平良港第2ふ頭

船倉に流し込まれる原料糖=6日、平良港第2ふ頭

 2017-18年期製糖操業中の宮古製糖(安村勇社長)城辺工場は6日、原料糖を初出荷した。初荷式が同工場と平良港で行われ、関係者が陸上、海上での安全輸送を祈願した。初荷の出荷量は1500㌧。大型トラック9台で港まで運ばれた原料糖は船で神奈川県横浜市へ運ばれる。



 宮古製糖城辺工場での初荷式には同工場職員と陸上輸送を担当する大米建設車両部の職員が参加。安村社長らが陸上輸送で使用する大型トラックを塩と酒で清め、安全を祈願した。


 安村社長は「初荷の製品は生産農家が長い時間を掛け、丹精を込めて作ったサトウキビから、工場職員が一生懸命に限りなく糖分を回収して出来上がったもの。安全輸送に努めてほしい」と呼び掛けた。大米建設重機車両部の洲鎌重信部長は「農家の汗の結晶であるこの砂糖を、安全に運ぶことを約束したい」と語った。


 工場職員から拍手で見送られ出発したトラックが平良港へ到着すると、製糖工場と輸送担当の職員に加え、船への積み込みを担当する平良港運と海上輸送を担当する南西海運の職員も参加しての初荷式が行われた。南西海運の小禄大専務は「安全航海に努め、横浜まで無事に運びたい」と語った。


 初荷式終了後、工場から運んできた原料糖を船倉に流し込む作業が行われた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!