12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
政治・行政
2018年1月17日(水)9:00

江﨑沖縄担当相が来島

平良港など視察/国の積極支援を約束


平良港の整備状況について担当者から説明を受ける江﨑担当相(中央)=16日、平良港

平良港の整備状況について担当者から説明を受ける江﨑担当相(中央)=16日、平良港

 江﨑鐵磨内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策)が16日、来島し平良港やJTAドーム宮古島などを視察した。日程は17日まで。17日は下地島空港、伊良部大橋、地下ダム資料館などの視察を予定している。初日の視察を終えた江﨑大臣は「平良港の整備がすごい。国としても一生懸命支援したい」と述べた。

 平良港では、下崎地区と漲水地区の整備状況や今後の計画などについて、国や市の担当者らから説明を受けた。

 このうち、漲水地区では、複合一貫輸送ターミナル暫定供用が昨年12月から始まり、これにより、5万㌧級のクルーズ船が接岸できるほか、1万㌧級の貨物船が安全に接岸できるようになったことなどが紹介された。

 そのほかにも、平良港が昨年1月に国土交通省から「官民連携による国際クルーズ拠点」を形成する港湾に選定され、北防波堤に14万㌧級のクルーズ船が接岸できる延長370㍍の専用岸壁と1㌶の旅客船用ふ頭用地、旅客船ふ頭から臨海道路荷川取線までを結ぶ約1・2㌔の臨港道路を東京五輪が開催される2020年4月までに整備する計画が進められていることも説明された。

 平良港の整備について、江﨑大臣は「大型客船に対応した岸壁に一生懸命取り組んでいる。平良港は宮古の物流基地でもあり、さらなる充実を願っている。また、東京五輪も視野に取り組んでいると聞いているので国としてもできることは一生懸命支援したい」との見解を示した。

 そのほかの視察地については「JTAドーム宮古島はすごく立派な施設。非常に利用度も高いと聞いて心強い。野菜ランドみやこは障がい者の方たちが水耕栽培を主体にいろいろな野菜を作っている。これからも障がい者も働く場が創出できれば素晴らしいこと」と述べた。

 視察後は、宮古市村会の下地敏彦会長と面談し、下地会長から江﨑大臣に宮古島市4項目、多良間村2項目の合計6項目の要望書が手渡された。

 宮古島市の要望内容は▽沖縄振興特別推進交付金ならびに沖縄離島活性化事業費補助金の維持・拡充▽平良港のさらなる機能拡充に向けた支援策-など4項目。

 多良間村は▽農業農村整備のための国営事業推進▽産業廃棄物の処理-の2項目となっている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!