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産業・経済
2018年1月20日(土)8:56

品質は徐々に上昇/宮糖城辺

操業1カ月、2万6000㌧搬入


操業1カ月を迎えた宮糖城辺工場。平均糖度は12・86度となっている=19日、城辺砂川

操業1カ月を迎えた宮糖城辺工場。平均糖度は12・86度となっている=19日、城辺砂川

 宮古製糖城辺工場の2017-18年期製糖操業は19日、開始から1カ月を迎えた。これまでに2万6334㌧の原料を搬入し、平均の糖度は12・86度。依然として基準糖度帯(13・1~14・3度)に達しない状況が続いている。ただ、日計では13度に到達しており、今後の上昇が期待される。

 宮糖城辺工場は先月20日に操業を開始した。天候の影響を受けて、機械刈りの原料が計画通りに搬入できない状況にあるが、スロー運転で対応している。

 19日現在の搬入概況によると、基準糖度帯に達した原料は全体の35・92%。操業当初の4%台から上昇を続けているが、基準以下が5割以上を占めるなど品質面は依然として厳しい。

 ただ、日計では基準に達しており、19日は13・13度まで上がった。今後の冷え込みなど気象条件によるさらなる上昇が期待される。

 宮糖城辺工場では、今期12万5800㌧の原料搬入を見込んでいる。大豊作の前期より2万6000㌧ほどの減産だが、平年以上を確保する見通しだ。

 同工場は88日間の操業を予定しているが、ずれ込むことも想定される。天候をにらんだ操業が続く。


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