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社会・全般
2018年1月22日(月)8:56

美術作品を鑑賞/市総合博物館

「蔵元周辺図」など学ぶ


参加者らは「二季会」でも活躍した画家らの作品などを鑑賞した=21日、市総合博物館

参加者らは「二季会」でも活躍した画家らの作品などを鑑賞した=21日、市総合博物館

 市総合博物館(上地等館長)は21日、「企画展関連キュレータートーク美術作品の鑑賞と紹介」を開いた。市民ら約20人が参加。同館職員で美術作品に詳しい新田由佳さんが講師を務めた。

 新田さんは、最初に第2展示室で常設展示される画家、宮原昌茂の作品名「蔵元と其の周辺図」など4点についた語った。蔵元(くらもと)とは、琉球王国の地方政庁のこと。

 新田さんは「画家宮原は明治32年に平良に生まれた。大正12年に沖縄県師範学校を卒業し、大正14年に京都へ美術研究訓導として派遣される。その後、宮古島で本格的な油彩画の展覧会を開いたのは、画家宮原が最初だった」と述べた。

 参加者らは、特別企画展示室に移動。新田さんは「宮古島では昭和31年3月に絵画同人サークル『宮古美術同人会』が結成された。創立当初のメンバーは、下地明増、池村恒仁、本村恵清、平野長伴、大宜見猛、川満進、下地充。開催中の『平成27・28年度新酒蔵品展』では池村、木村、下地の3氏の作品も展示されている。絵画同人サークルはその後、絵画サークル『二季会』に改称された」と語った。


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