12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
産業・経済
2018年1月25日(木)8:58

初の肉用牛200億円達成祝う

県畜産振興対策推進協

 

肉用牛200億円突破記念大会でガンバロー三唱で決意を新たにする生産農家ら=23日、那覇市のANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービュー

肉用牛200億円突破記念大会でガンバロー三唱で決意を新たにする生産農家ら=23日、那覇市のANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービュー

【那覇支社】2016年の県産肉用牛産出額が200億円を超えたことを祝う「肉用牛200億円突破記念大会」(主催・県畜産振興対策推進協議会)が23日、那覇市内のホテルで開催された。生産者や行政・関係団体の職員などが参加し、畜産業のさらなる振興発展を誓い合った。


 主催者あいさつでは、同協議会会長で大会運営委員長を務める砂川博紀JA沖縄中央会会長が「本県の肉用牛は、県農業をもけん引する重要な位置を占めている。離島を中心に地域の重要な産業となっている。肉用牛振興の機運も高まっており、この流れを止めずに推し進めていきたい」と決意を語った。

 県農林水産部畜産課の池村薫課長が情勢報告を行い、新たな目標として掲げる250億円の達成に向け「子牛価格の高値安定や家畜市場上場頭数の増加のほか、肥育牛の出荷頭数増は不可欠だ」と訴えた。具体的な生産振興策としては、①母牛改良②地域性を重視した改良③地域単位での増頭推進-など6項目を挙げて解説した。

 また、大会スローガンに▽肉用牛産出額250億円▽肉用子牛出荷頭数2万7000頭▽肥育牛出荷頭数4300頭▽沖縄ブランドを確立し、畜産物の輸出量200㌧を目指す-を掲げ、満場一致で採択した。

 砂川栄市宮古和牛改良組合長は「200億円突破を機に、県の畜産業界がますます発展をして次の目標250億円に向けて頑張りたい。組合としても50億円達成を目指したい」と意欲を示した。

 同大会の来賓には、下地敏彦市長のほか、西銘恒三郎衆議院議員、宮腰光寛内閣総理大臣補佐官らも出席した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!