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政治・行政
2018年2月16日(金)8:58

受入強化で港と市街地整備連絡協

担当職員から説明を聞く協議会の会員ら=15日、平良港ターミナルビル大研修室

担当職員から説明を聞く協議会の会員ら=15日、平良港ターミナルビル大研修室

クルーズバース供用開始向け
 


 2017年度第2回宮古島クルーズ客船誘致・受入環境整備連絡協議会(会長・下地敏彦市長)と同幹事会(幹事長・垣花和彦観光商工局長)が15日、平良港ターミナルビル大研修室で開かれた。17年度のクルーズ船寄港実績などを確認したほか、20年度の国際クルーズ船バースの供用開始に向け受け入れ態勢強化へ平良港と背後の平良市街地などの整備を行う「みなとまち平良の再生プロジェクト(仮称)」が提案された。
 

 同プロジェクトは平良港湾事務所が提案しているもので、国際クルーズ船バースの完成で来島観光客数が大幅に増加することが見込まれることから受け入れ態勢を強化すると共に、空き地や空き家が増え、市役所平良庁舎の移転も予定されている平良の市街地の活性化を目指すもの。
 

 供用開始までの取り組みとしては、寄港した観光客を港から島内の目的地まで移動させるための交通手段の確保や交通ターミナルの整備、交流用地や道路、商業施設などの整備などを想定している。
 

 プロジェクト実施に向け今年5月をめどに委員会を設置し、基本方針、基本計画、実施計画を策定して整備に着手し、バース供用開始までの完成を目指す。
 

 協議会では平良港湾事務所の林輝幸所長が委員会は市、宮古島商工会議所、観光協会、県、沖縄総合事務局などで構成し幹事会の下に交通機能整備や交流拠点形成、企業支援育成、陸上交通などのワーキンググループを置く方針などを説明した。
 

 そのほか市観光課の担当職員が17年度の寄港実績として、4月から1月までに132回の寄港があり、乗客と乗組員を合わせた来島者数は33万299人で、寄港数が最も多かった船は中国厦門から入港したチャイニーズタイシャン号(2万4427㌧)の35回だったことなどを報告。18年2月から12月までは合計で136回の寄港が予定されていることなどを紹介した。


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