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社会・全般
2018年3月9日(金)8:57

初のイチゴ摘み取り体験/栽培農家の平良繁和さん

イチゴ摘み取り後、記念撮影に応じる平良さん(後列右端)と子供たち=8日、上野野原

イチゴ摘み取り後、記念撮影に応じる平良さん(後列右端)と子供たち=8日、上野野原

上野小3年を招待
 

 

上野野原でイチゴを栽培する平良繁和さん(51)は8日、上野小学校(砂川芳広校長)の3年生20人を招待し、ビニールハウス内で初めてイチゴ摘み取り体験を実施した。子供たちは真っ赤に熟したイチゴの甘い香りが漂う中、1人1個ずつ摘み取って口に運び、「こんなおいしいイチゴを食べたのは初めて」と歓声を上げていた。
 

 平良さんのキャッチフレーズは「たいらさんちの農業体験」。イチゴの品種は「トチオトメ」。2年前に試験栽培に着手し、今年で2年目を迎える。試行錯誤を繰り返し、来年以降から本格的な栽培を展開する。
 

 イチゴの収穫期は3~5月。1棟のハウス内で実が真っ赤に熟し始めたことから、子供たちを招待した。全員がハウスに入ると、思わず「甘い香りがする」と笑顔で語った。
 

 今回はイチゴの実がまだ少ないことから、1人1個に限定。子供たちは新鮮なもぎたての味を堪能し満面の笑み。
 友利天(そら)君は「ものすごくおいしかった」と声を弾ませた。
 

 平良さんは「子供たちがとても喜んでいるのでうれしい」と感無量の表情で話した。
 

 平良さんは2011年、20年住んでいた東京から故里に戻った。農業に従事して6年。「宮古では高級品種のイチゴは取れないと思っている人が多い。これから宮古でも収穫できるということを証明したい」と情熱を燃やしている。


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