02/04
2026
Wed
旧暦:12月16日 先負 戊 
産業・経済
2018年4月14日(土)9:00

燃料電池自動車を導入/大和電工・宮古ビル管理

水素使用でCO2排出ゼロ/エネルギーを“地産地消”


引き渡し式でキーのレプリカを受け取る根路銘社長(左から2人目)と宮里社長(右)=13日、宮古空港

引き渡し式でキーのレプリカを受け取る根路銘社長(左から2人目)と宮里社長(右)=13日、宮古空港

 県内では唯一、宮古空港ターミナル(下地義治社長)が1台導入していた水素で走る燃料電池自動車を、大和電工(宮里敏彦社長)と宮古ビル管理(根路銘康文社長)も各1台導入することとなり、車両の引き渡し式が13日、宮古空港で行われた。二酸化炭素を排出しないだけでなく、宮古空港ターミナルが整備した宮古島の水を太陽光で発電した電気を使って水素にするスマート水素ステーションが水素を供給するため、自然エネルギーで生み出した水素を地産地消するエコな走行が可能となる。

 両社は宮古空港ターミナルが2017年7月に整備したスマート水素ステーションの活用と、エコアイランドを宣言する宮古島で再生エネルギーを使用したさまざまな取り組みを民間レベルで行うことを目的に燃料電池車の導入を決めた。

 今回、引き渡されたのは宮古空港ターミナルがステーション整備と同時に導入した車種と同じホンダの燃料電池自動車「クラリティ・フューエル・セル」。燃料電池に水素と酸素を取り込んで化学反応を起こして電気を発生させるため排出されるのは水のみで、二酸化炭素は排出されない。

 燃料電池の容量が大きく、台風災害などによる停電時や電源のない屋外でも電源として一般家庭の約7日分の電力を供給することができる。

 引き渡し式で宮里社長は、自然エネルギーから水素を作っているところは国内では宮古島を含め2カ所しかないことを紹介。「地産地消のエネルギーなので自然に優しい」と語るとと共に病院が停電した場合を想定した実験を行いたいとの思いを述べた。

 根路銘社長は「新しいエコの形の車として導入することで宮古島をPRできる」と導入の意義を語った上で、災害時の活用だけでなくイベント時の電源とするなどいろいろな場面での活用を検討していく考えを示した。

 引き渡しのセレモニーとして、本田技研工業日本本部法人営業部の笠原琢部長と沖縄ホンダの小林久夫社長から宮里社長と根路銘社長にキーのレプリカが手渡された。

 引き渡し式には下地社長、長濱政治副市長、県宮古事務所の稲福具実所長、エコアイランド宮古島EV協議会の平良恵一郎会長が来賓として参加した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2026年2月3日(火)9:00
9:00

乗り放題チケット販売開始へ

島内路線バス 24時間と48時間の2種類   島内のバス会社の路線バスが乗り放題となる周遊型MaaS(マース)チケット「宮古島周遊フリーパス」の販売を4日から開始する。周遊フリーパスは24時間と48時間の2種類。市や島内のバス会社などの関係者が2日、…

2026年1月27日(火)9:00
9:00

「虹コン」冬の宮古PR/市の閑散期対策事業

ファンとキビ絞りなど体験   アイドルグループ「虹のコンキスタドール」(虹コン、ディアステージ所属)は25日、ファンクラブツアーで宮古島を訪れ、オリジナルバームづくり体験やサトウキビ黒糖作り体験などを行った。下地の農場ではサトウキビを絞り、黒糖作りを…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!