児童福祉週間前に

４２５人の園児たちが元気にこいのぼりを掲揚した＝24日、市役所平良庁舎玄関前

　「個性豊かに、たくましく」－。５月５日から始まる児童福祉週間を前に、市役所平良庁舎で24日、子供たちの健やかな成長を願う「こいのぼり掲揚式」が行われた。

　式には市内の公立、法人、認可外の計22の保育所・園から４２５人の園児が参加。それぞれが手作りした「かぶと」をかぶり、息を合わせてロープを引っ張り、青空にこいを泳がせた。

　集まった園児たちに下地敏彦市長は「お父さん、お母さん、先生の言うことをしっかりと聞いて、朝ご飯もしっかり食べて健康で健やかに成長して下さい」と呼び掛けた。

　春風を受けて力強く泳ぐこいのぼりの下で、園児たちは「こいのぼり」の歌と「童のクイチャー」を全員で歌い踊ったほか、宮古島市のイメージキャラクター・みーやが登場すると園児たちは大喜び。一緒に記念撮影も行われた。

　そのほか、市からは参加園児に対してお菓子もプレゼントされた。

　児童福祉週間の行事として、園児たちの力作４４５点が展示された絵画展が５月９日まで、市役所各庁舎ロビーで開かれている。