12/18
2025
Thu
旧暦:10月28日 先勝 庚 
社会・全般
2018年5月12日(土)8:56

90歳記念し5冊目の著書/奥濱幸雄さん

「活路の行程九十年」を出版


90歳を記念して自費出版した「活路の行程九十年」の著書を手にする奥濱幸雄さん=10日、宮古毎日新聞社

90歳を記念して自費出版した「活路の行程九十年」の著書を手にする奥濱幸雄さん=10日、宮古毎日新聞社

 伊良部佐和田に住む奥濱幸雄さんがこのほど、各種大会や行事などであいさつした文や式辞などをまとめた「活路の行程九十年」を自費出版した。90歳の「卒寿」を記念したもので、奥濱さんは「読み返してみると、旧伊良部町の動向や歴史の変化が記録されている。いつの日か後世に何らかの形で役立つことになれば幸い」と話している。

 自叙伝「荒波を越えて」「歴史のお浚い」「しまくとば 後世に伝える」「佐和田集落歴史年表」に次ぐ5冊目の著書。

 奥濱さんは総合建設業の奧浜組社長のかたわら、伊良部町商工会初代会長や伊良部町体育協会会長、宮古地区交通安全協会伊良部学区支部長、伊良部架橋建設促進期成会会長、県商工会連合会副会長など数々の要職を歴任。2008年には旭日双光章を受章した。

 「活路」は、要職の立場からさまざまな場面でのあいさつ文などをまとめたもので、第1部は「講演会議録・視察記」、第2部は「商工会関連」、第3部は「敬老会関連」、第4部は「その他」で綴っている。

 巻頭には叙勲受章や米寿祝い、書道展入賞などの記念写真をカラーで編集。表紙は伊良部大橋の空撮写真に自身で題名を記した。

 出版を勧めた次女の石垣寿美さんは「あいさつ文は父の私的な思いだけでなく、その時の世相を反映していて、伊良部島の歴史を知ることができ、資料としての価値があるように感じる」と「あとがき」に記し、年齢を重ねてもいろいろな事に挑戦し続ける父を「人生の先輩として尊敬に値する」と紹介している。

 著書についての問い合わせは奥浜組(電話73・4815)まで。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!