05/07
2024
Tue
旧暦:3月29日 先勝 辛 
スポーツ
2018年5月30日(水)8:55

宮高男子が優勝/県高校総体卓球学校対抗

部創立以来初の快挙


学校対抗男子卓球で優勝した宮古高校=29日、那覇市

学校対抗男子卓球で優勝した宮古高校=29日、那覇市

 【那覇支社】県高校総体の卓球競技は28、29日、那覇市の県立武道館で学校対抗の決勝リーグを行い、男子の宮高が3戦全勝で優勝を果たした。部創立から50年以上を経て、初めて同校に優勝旗をもたらす快挙となった。

 宮高は28日、決勝リーグ第1戦で前原を3-1で破り、29日の第2戦でも南風原を3-1で下して勢いを付けた。

 迎えた第3戦の相手はコザ。これまで2度戦って1度も勝利したことがない強豪だが、シングルスの兼島竜平と兼島研斗、ダブルスの伊沢拓郎・兼島竜平組が相手を圧倒して3-2で勝利をもぎ取った。

 根木貴光監督(34)は「選手たちは力があるが、(いつもは)最後に守りに入ってしまう。今日は最後まで攻めて攻めてやり切ってくれた。ボール拾いや洗濯など、率先してやっていた出られない選手たちの気持ちも背負って、頑張ってくれた」と目を細めた。

 下里竜輝主将は、「今回の試合に懸けてきたので勝ててうれしい。自分は負けたけど、他のメンバーにやってくれと大きな声を出した。チャレンジャーの気持ちで九州大会もインターハイもベスト4を目指して頑張りたい」と意気込みを語った。

 チームに勢いを付たダブルスの兼島竜平と伊沢は、小学5年からペアを組む阿吽(あうん)の仲。伊沢は、「最後までお互いに精神的に支え合っていけた。勝ちたい気持ちが先走らず、練習を信じて自分を信じて笑顔で試合に臨めた」と語った。

 兼島にとっても記念の日となった。卓球を始めるきっかけを作ってくれた祖母の78歳の誕生日といい、「良い報告ができてうれしい」と、笑顔をはじけさせた。

 宮高は、6月22日からの九州大会に学校対抗男子、シングルスは兼島、伊沢、ダブルスは兼島・伊沢組と下里・陸紫苑組が駒を進めた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年5月7日(火)9:00
9:00

宮古馬、ビーチで啓蒙活動/観光客らに事故防止呼び掛け

下地与那覇の前浜ビーチで5日、宮古馬を同伴した水難事故防止活動が行われた。宮古島署地域課、市地域振興課の職員ほか、宮古馬2頭、馬の飼育員が参加し、観光客や市民にライフジャケットの適正着用などが記されたガイドブックを配布して海での事故防止を呼び掛けた。

2024年5月7日(火)9:00
9:00

「 また絶対来たい 」/思い出とともに帰路へ

連休最終日・宮古空港 最大10連休となった今年の大型連休は6日、最終日を迎え、宮古空港はUターンラッシュのピークとなった。南国の自然を満喫した観光客や里帰りした人たちが、大きな荷物と思い出を土産に帰路に就いた。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!