02/03
2026
Tue
旧暦:12月16日 先負 戊 
教育・文化
2018年6月27日(水)8:58

台湾版グラミー賞受賞/HIRARAさん

宮古古謡をモチーフに楽曲


最優秀原住民語アルバム賞を受賞したHIRARAさん(左)とCMO樂團のリーダー蘇瓦那さん(本人提供)=23日、台北市

最優秀原住民語アルバム賞を受賞したHIRARAさん(左)とCMO樂團のリーダー蘇瓦那さん(本人提供)=23日、台北市

 【那覇支社】台湾のグラミー賞とも呼ばれる音楽賞「第29回ゴールデン・メロディー・アワード(金曲奨)」の受賞式が23日、台北市の台北アリーナで開催され、宮古島市出身の歌手、HIRARA(ひらら)さんが台湾先住民族アミ族の「CMO樂團」と共同製作したアルバム「直美」が、最優秀原住民語アルバム賞に輝いた。

 このアルバムには、宮古島市城辺福里に伝わる古謡「アンナ(母)を讃えるアーグ」をモチーフにしてCMO樂團がアレンジし、HIRARAさんが宮古島とアミ族の言葉を織り交ぜて歌った「Anna ina」が収録されている。

 同樂團との出合いは、2015年に伊江島ゆり祭りのイベントで歌うHIRARAさんの歌を、たまたま島を訪ねていた同樂團のリーダー蘇瓦那さんが気に入ったことがきっかけ。その後、台湾でライブを一緒に開くなどして交流が続いていた。

 一昨年、樂團からCDアルバムの共同製作の企画が持ち込まれた。「宮古島に『母親』をテーマにした曲はないですか」と持ちかけられ、宮古で民謡の先生から母親の愛情の深さを表現した古謡「アンナを讃えるアーグ」を紹介されたという。樂團のメンバーも共感し、「Anna ina」が仕上がった。

 最優秀賞を受賞したことについて、HIRARAさんは「宮古の古謡を評価した大きな賞がもらえて、非常にうれしい。アンナを讃えるアーグという歌の力のすごさを感じた。これを自信にして、これからも沖縄を拠点にしながら、広く海外にも発信していきたい」と喜びを語った。

 歌手活動が約15年になるHIRARAさんは、これまで海外約10カ国で、宮古民謡などをメインにしたライブを繰り広げている。各国での宮古民謡への反応について、「ものすごく評判が良い。旋律がきれいで、三線の音色も、みんな好き。様々な国の先住民の音楽とつながっている」と話した。

 HIRARAさんは、音楽分野の裾野を広げるため、今年2月には沖縄宮古民謡協会から師範の免許も取得している。「今回の受賞を機会に、宮古独自の神歌や古謡などを掘り起こしたい。音楽を通して宮古島の魅力も伝えていきたい」と意気込みを見せた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2026年2月3日(火)9:00
9:00

乗り放題チケット販売開始へ

島内路線バス 24時間と48時間の2種類   島内のバス会社の路線バスが乗り放題となる周遊型MaaS(マース)チケット「宮古島周遊フリーパス」の販売を4日から開始する。周遊フリーパスは24時間と48時間の2種類。市や島内のバス会社などの関係者が2日、…

2026年1月27日(火)9:00
9:00

「虹コン」冬の宮古PR/市の閑散期対策事業

ファンとキビ絞りなど体験   アイドルグループ「虹のコンキスタドール」(虹コン、ディアステージ所属)は25日、ファンクラブツアーで宮古島を訪れ、オリジナルバームづくり体験やサトウキビ黒糖作り体験などを行った。下地の農場ではサトウキビを絞り、黒糖作りを…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!