12/15
2025
Mon
旧暦:10月25日 仏滅 丁 
社会・全般
2018年7月4日(水)8:56

原告、事業費返還求める/市不法投棄ごみ訴訟

控訴審第一回弁論 市は控訴棄却を主張

 【那覇支社】宮古島市が2014年度に行った不法投棄ごみ撤去事業をめぐり、市民ら6人が提起している住民訴訟の控訴審第一回口頭弁論が3日、福岡高等裁判所那覇支部(多見谷寿郎裁判長)で開かれた。原告側は、宮古島市がごみ撤去作業の状況確認を怠り、不当な支払いを行ったとして、下地敏彦市長と当時の担当部長らに同事業の費用2251万8000円全額を市に返還するよう改めて求めた。市側は控訴棄却を主張した。

 原告団代表の岸本邦弘氏は「宮古島市の不法投棄ごみ処理事業では、業者との馴れ合いで契約が結ばれ、結果を伴わない状況でお金が支払われた。改めて費用の返金を求めていく」と話した。

 また、原告側代理人の喜多自然弁護士は「一審では十分に理解が得られなかったので、控訴審で引き続き主張していきたい」と述べた。

 一方、市側代理人の大城純市弁護士は「一審では、丁寧な事実認定が行われ、正しい判決が出ている」として、控訴棄却を求めていく方針を示した。

 次回期日は9月25日午前10時15分から同支部で行われ、結審する予定。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!