05/02
2024
Thu
旧暦:3月24日 友引 丙 
イベント 教育・文化 社会・全般
2010年12月7日(火)9:00

伝統芸能に観客喝采/クイチャーフェスティバル

出演20団体、継承と発展誓う


出演20団体がクイチャーを踊り伝統文化の継承と発展を誓った=5日、市熱帯植物園

出演20団体がクイチャーを踊り伝統文化の継承と発展を誓った=5日、市熱帯植物園

 「第9回クイチャーフェスティバル2010~ずならどぅ ずなら~」(主催・同実行委員会)が5日、宮古島市熱帯植物園で開催された。今回は宮古の産業まつりとの「コラボレーション」。特産品や伝統工芸品を買い求める市民も各地の伝統クイチャーや創作舞踊を楽しみながら拍手を送った。この日出演したのは計20団体。クイチャーの継承と発展を誓い合った。


 今年のフェスティバルは悪天候のため一時中止とされたが、出演団体や関係者の強い要望に応えて産業まつりの中で開催された。

 大会長を務めた下地敏彦市長は「伝統と歴史を持つクイチャーをはじめ現代風にアレンジした創作クイチャーが繰り広げられ、子どもから大人まで誰もが楽しめる内容。この素晴らしい宝を次の世代に継承していこう」と来場者に呼び掛けた。

 この日は産業まつりの関連行事を挟みながら3部構成で開催。伝統、創作、その他の部門に出場した20団体が日ごろの練習の成果を発揮してクイチャーを繰り広げた。

 各地で受け継がれてきた伝統クイチャーは見応え十分で地域に根付く豊かな伝統芸能を印象付けた。創作クイチャー部門に出演した団体は発想と巧みな表現力で観客を魅了。その他の部門では来間小中学校の児童生徒らが方言の替え歌を披露して島の文化を誇った。

 審査の結果、プカラス賞は「新羅」、アパラギ賞は「マブハイダンスグループ」、パニパニ賞は「男塾 武-Doo」が受賞した。

 会場は多くの観客で埋め尽くされ、演目ごとに大きな拍手に包まれた。訪れた市民は産業まつりとクイチャーフェスティバルを同時に楽しみながら、島の特産品や伝統工芸品の魅力、文化の豊かさを体感していた。


第9回クイチャーフェスティバル2010写真特集はこちらから


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月28日(日)9:00
9:00

7269人が地下ダム学ぶ/23年度資料館来館者数

市地下ダム資料館(城辺福里)のまとめによると2023年度来館者数は7269人で、前年度の6706人と比べて563人増加した。新型コロナウイルス感染症の発生以前の19年度の来館者7743人と比較すると94%まで回復している。来館者はリピーターが多く、島外に住む市…

2024年4月28日(日)9:00
9:00

成田-下地島が運航再開/ジェットスター

ジェットスター・ジャパン(GK)は27日、成田-下地島路線の運航を再開した。昨年10月に運休して以来約6カ月ぶり。使用機材はエアバスA320。運賃は片道7490円~5万1390円。再開初日は大型連休スタートとあって多くの観光客らが下地島空港に降り立った。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!