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政治・行政
2018年7月25日(水)9:00

地下ダム資料館など視察/福井沖縄担当相が来島

きょうは平良港や下地島空港へ


地下ダムの構造などについて説明を聞く福井大臣(右手前)=24日、地下ダム資料館

地下ダムの構造などについて説明を聞く福井大臣(右手前)=24日、地下ダム資料館

 福井照沖縄北方担当大臣が24日、1泊2日の日程で宮古島を視察するため来島した。初日は地下ダム資料館やメガソーラー実証研究施設などを訪れ、担当者から施設の概要などについて説明を聞いた。2日目の25日は平良港や伊良部大橋、下地島空港などの視察を予定している。

 東京からの直行便で午後に来島した福井大臣は、宮古空港で下地敏彦市長の出迎えを受けた後、武蔵野免疫研究所、地下ダム資料館、メガソーラー実証研究施設、うえのドイツ文化村、ユートピアファーム宮古島、多良川酒造を視察した。

 地下ダム資料館では沖縄総合事務局宮古伊良部農業水利事業所の平良和史所長が地下ダムの構造や工事の手法、宮古島の地下の地形が地下ダムを可能にしたこと、地下ダムの完成で宮古島の農業が発展したこと、大橋が開通した伊良部島へ農業用水を送るため現在、新しい地下ダム工事を進めていることを説明した。

 「なるほど」や「素晴らしい」など時折、相づちを打ちながら熱心に聞いていた福井大臣は「神様に与えてもらった地形なんだね」などと感想を語った。

 メガソーラー実証研究施設では、敷地内に敷き詰められた太陽光パネルを見ることができる建物の上で沖縄電力の担当者から実証実験の成果や課題などについて説明を聞いたほか、太陽光発電の出力変動を吸収するために発電した電気を蓄えておく大型の電池設備を見学した。

 25日は平良港の漲水地区と下崎地区、野菜ランドみやこ、雪塩製塩所、池間島、伊良部大橋、下地島空港、蟹蔵、JTAドーム宮古島を視察して帰路に就く。


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