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政治・行政
2018年7月23日(月)9:00

翁長政俊氏、出馬表明 那覇市長選

出馬表明の会見でガンバローを三唱する翁長政俊氏(右から2人目)=22日、那覇市

 10月21日投開票の那覇市長選に向け、自民党県連代表代行で県議の翁長政俊氏(69)が正式に出馬を表明した。現職の城間幹子市長(67)も出馬に意欲を見せており、一騎打ちの公算が高まった。

 

 翁長氏は会見で、「城間市長が就任して4年間、那覇市は方向性が定っていない。リーダーシップが感じられない」と城間氏の市政運営を批判した。


 その上で、「(私は)那覇市議2期、県議5期を勤めたほか、自民党県連でも、政府との粘り強い交渉で沖縄のために制度や予算を勝ち取って来た。那覇市に責任ある政治を取り戻すとの思いが、出馬を決意した理由だ」と述べたほか、「無益な対立だけでは市民のためにならない。沖縄と国が対立する構図から脱却する時期に来ている」などと語った。


 記者団との質疑応答で、翁長氏は選挙の争点を「景気をどう持続させていくかが争点。観光産業だけがけん引する経済でなく、重層的な幅のある経済を作っていく。それが、生活向上にもつながる。厳しい所得格差(の改善)や全国最下位の県民所得を押し上げていく」と述べた。


 「普天間飛行場の辺野古移設は争点になるか」との質問には、「市長選なので、争点になるとは思っていない。経済や暮らし、子育てが争点になっていくと思う。那覇市長は直接的な当事者でないので(辺野古移設に)コメントする立場にはないが、地元名護市の判断が重要だと思っている」と答えた。


 会見には、県内の保守系9市長で構成する「チーム沖縄」から宮古島市の下地敏彦市長、宜野湾市の佐喜真淳市長、名護市の渡具知武豊市長らも同席した。


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