04/30
2024
Tue
旧暦:3月21日 大安 癸 
産業・経済
2018年8月16日(木)8:59

来月19日から“光”通信/超高速ブロードバンド整備事業

下地、上野地区で先行/18、19日に説明会開催

 高速大容量通信「光ブロードバンドサービス」の提供が来月19日から下地、上野の両地区で始まる。NTT西日本の「フレッツ光」と光コラボレーション事業者の「光コラボ」の利用が可能になる。

 申し込みの受け付けは今月20日から。宮古島市情報政策課は今月18日に下地、同19日に上野で説明会を開き、住民にサービスの内容を周知する。城辺や伊良部などにおけるサービスの提供は2019年度以降に予定されている。

 宮古島市で光ブロードバンド環境が整っているのは平良の市街地のみ。この環境を宮古全域に広げるのが県の超高速(光)ブロードバンド環境整備促進事業だ。

 一括交付金を活用した事業で、宮古島市の対象エリアでかかる事業費は約11億6000万円。光ファイバーケーブルの基幹及び支線の整備で使われている。

 18年度は下地、上野の両地区で先行してサービスの提供を始める。両地域の住民は、事業者が提供するサービスと契約することで高速通信が可能となり、インターネットなどを快適に利用することができる。

 今後、宮古各地で同様の通信環境が整備される計画だ。19年度内に城辺、20年度内には伊良部や池間、狩俣でも光ブロードバンドサービスを提供する予定で準備が進められている。

 多良間村では、すでに光ブロードバンド環境の整備は完了。先月20日には説明会が行われ、同日から受け付けも始まっている。

 下地地区のサービス開始に伴う説明会は18日午後5時から、市役所下地庁舎の下地支所で開かれる。上野地区は19日午後5時から上野公民館で。いずれの会場にも個別相談会と光ブロードバンド体験コーナーを設ける。時間は正午から。

 市情報政策課の善平勝課長は「これまでの情報格差が順次解消され、どこでも遜色のないサービスが受けられるようになる」と事業効果を挙げ、「ぜひ説明会に参加していろいろなサービスを知ってほしい」と多くの参加を呼び掛けた。

 詳細や問い合わせは、市情報政策課(電話72・1689)まで。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月28日(日)9:00
9:00

7269人が地下ダム学ぶ/23年度資料館来館者数

市地下ダム資料館(城辺福里)のまとめによると2023年度来館者数は7269人で、前年度の6706人と比べて563人増加した。新型コロナウイルス感染症の発生以前の19年度の来館者7743人と比較すると94%まで回復している。来館者はリピーターが多く、島外に住む市…

2024年4月28日(日)9:00
9:00

成田-下地島が運航再開/ジェットスター

ジェットスター・ジャパン(GK)は27日、成田-下地島路線の運航を再開した。昨年10月に運休して以来約6カ月ぶり。使用機材はエアバスA320。運賃は片道7490円~5万1390円。再開初日は大型連休スタートとあって多くの観光客らが下地島空港に降り立った。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!