05/05
2024
Sun
旧暦:3月27日 大安 己 立夏
イベント
2018年9月23日(日)8:55

感動と喜び共有/アネラ音楽祭・宮古

福祉施設利用者 イベントを満喫


福祉施設の代表らが舞台で歌やダンスを披露して音楽祭を盛り上げた=21日、JTAドーム宮古島

福祉施設の代表らが舞台で歌やダンスを披露して音楽祭を盛り上げた=21日、JTAドーム宮古島

 障がい者が音楽を通し社会に参加、発表することで感動と喜びの共有を目的とした「第10回愛音楽(アネラ)音楽祭in宮古」(主催・サポートセンターケントミ)が日、JTAドーム宮古島で開催された。

 音楽祭には、沖縄本島や本土からの参加のほか、宮古からも多くの福祉施設の利用者らが参加し、音楽を楽しみながらイベントを満喫した。

 主催者あいさつで、ケントミの我如古盛健理事長は「このイベントを10回開催することが当初の目標だった。その節目の10回目を離島では初となる宮古島で開催できることをうれしく思う。きょうは13組が出演し素晴らしいパフォーマンスを披露してくれると思うのでみんなで楽しんでほしい」と呼び掛けた。

 また、みやこ福祉会の伊志嶺博司理事長、宮古ライオンズクラブの下地隆之会長が激励のあいさつを行い、音楽祭の成功を願った。

 音楽祭では、宮古の各福祉施設の利用者が歌やエイサー、ダンスなどを披露したほか、宮古高校の生徒や、あさひっ子保育園の園児たちも出演し、合唱や踊りで祭りを盛り上げた。

 我如古さんは、30代の時に難病の神経原性筋萎縮症を発症。筋力が衰えていく恐怖と闘いながらも前向きに音楽活動を展開しいる。

 2006年には、乳がんと闘いながら太鼓を生きがいにしていた比嘉富子さんが我如古さんの活動に共感し、活動に参加。2人は「ケントミ」を結成して、活動を行ってきたが、12年に比嘉さんが死去した。 

 比嘉さんの死後、我如古さんの活動に賛同する障がい者やサポーターなどで「ケントミファミリー」が結成され、老人ホームや養護施設などで演奏活動を展開している。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年5月3日(金)9:00
9:00

各施設で子供無料、半額 大型連休きょうから後半

児童福祉週間 きょう3日から大型連休の後半がスタートする。6日まで4連休となり、各空港は混雑するほか、島内各地の行楽地では観光客に加えて地元の家族連れらでにぎわいそうだ。 厚生労働省では、子どもや家庭、子どもの健やかな成長について国民全体で考えることを目的に毎…

2024年5月3日(金)9:00
9:00

大輪の花で歓迎/観光客の撮影スポットに

下地のヒマワリ 国道390号の与那覇湾上地護岸沿いに植えられたヒマワリの花が咲き誇り、通りを行き来する観光客の目を楽しませている。初夏の青空が広がった1日午後、心地よい風に揺れる黄色の大輪の花に誘われて、多くの観光客がヒマワリと一緒に記念撮影をする光景が広がっ…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!