12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
教育・文化 社会・全般
2010年12月9日(木)9:00

漢字文化圏から2500点/市総合体育館

真太陽国際書道展が開幕


国、世代を超えた作品が一堂に展示されている真太陽国際書道展、国際蘭亭筆会書法展日本・宮古島展の合同展=8日、市総合体育館

国、世代を超えた作品が一堂に展示されている真太陽国際書道展、国際蘭亭筆会書法展日本・宮古島展の合同展=8日、市総合体育館

 第7回真太陽国際書道展、第26回国際蘭亭筆会書法展日本・宮古島展(主催・真太陽国際書道展実行委)が8日、市総合体育館で開幕した。日本、中国、台湾、韓国の漢字文化圏から書道や水墨画、エコをテーマにした「エコ書道」などの作品2500点余りを展示。書画文化の高揚と国際親善をアピールしている。12日まで。入場無料。


 会場には、真太陽国際書道展の大賞となる文部科学大臣賞、外務大臣賞、環境大臣賞の「大臣賞」や、宮古島市教育長賞などの入賞作品が展示されているほか、エコアイランド宮古島を世界に発信するために設けたエコ書道の部(テーマは木)の入賞作品も掲げた。

 同時開催の国際蘭亭筆会書法展には、日本、韓国、台湾などの著名な書家の作品がひときわ目を引いている。

 また、宮古島市の姉妹都市である台湾基隆市の書家の作品も展示した。書道展初日は、市民ほか小学校や高校の団体見学が行われた。

 このうち西辺小3年生7人は、一番古い時代の漢字の作品から、現代の漢字を探す「成り立ち(篆書クイズ」に挑戦。自分が知っている漢字を見つけ、それを書写する学習に結び付けた。

 上原龍之介君は「昔の漢字は難しいけど、クイズだと面白い。書道をしているけど、もっと頑張ろうと思った」と話した。

 引率した池原徳子教諭は「中国や韓国などの漢字文化圏の作品をじかに見るのは、子どもたちにとっても良い機会」と語った。

 伊志嶺亮実行委員長は「大臣賞が設けられ充実した書道展となった。宮古の書道文化が向上すればうれしい。特に多くの子どもたちに見てもらいたい」と来場を呼び掛けた。

 なお、実行委では学校や保育所、福祉施設などの団体見学を受け付けている。連絡は同実行委(電話74・2085)まで。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!