05/02
2024
Thu
旧暦:3月24日 友引 丙 
社会・全般
2018年11月17日(土)8:59

物損事故 半数はレンタカー/9月最多、6割超

防止向け意見交わす/事業所連絡協


事故防止などについてレンタカー業者と警察らが意見を交わした=16日、宮古島警察署

事故防止などについてレンタカー業者と警察らが意見を交わした=16日、宮古島警察署

 宮古島警察署と宮古島観光協会、レンタカー事業者が構成されるレンタカー事業所等連絡協議会が16日、同警察署で開かれた。観光客が巻き込まれる事件事故の防止について意見を交わした。今年の発生した交通物損事故件数は1446件で、そのうちレンタカー絡みの事故が745件となり、全体の51・5%を占めていることが示された。

 交通物損事故数を月別で見ると、観光客が増加する6月以降にレンタカー絡みが5割を超える状況が続いている。6月が50・7%、7~8月がともに55・4%、9月が最多の63・3%、10月が54%となっている。

 参加したレンタカー業者からは「注意喚起しても聞いてもらえない」「事故の多い場所を教えてほしい」などと意見があがり、観光客の声としては「街路樹で見通しが悪い」「街灯が少ない」などが報告された。

 観光客への告知の方法として、水難事故防止などで活用されているQRコードを利用した情報提供などが提案された。

 生活安全課は観光客が関連する犯罪の現状などについて説明。宮古圏域の犯罪の特徴として、無施錠の被害と飲酒絡みの事件が多いことを観光客にも知らせるよう求めた。

 会議の冒頭、前花勝彦署長は「事故防止に特効薬はない。対策を継続していくことが必要。忌憚のない意見を出し合ってもらいたい」と呼び掛けた。

 同協議会は、警察や市、観光関係者が意見を交わし、観光客が巻き込まれる事件事故の防止を図ることを目的に開催されている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月28日(日)9:00
9:00

7269人が地下ダム学ぶ/23年度資料館来館者数

市地下ダム資料館(城辺福里)のまとめによると2023年度来館者数は7269人で、前年度の6706人と比べて563人増加した。新型コロナウイルス感染症の発生以前の19年度の来館者7743人と比較すると94%まで回復している。来館者はリピーターが多く、島外に住む市…

2024年4月28日(日)9:00
9:00

成田-下地島が運航再開/ジェットスター

ジェットスター・ジャパン(GK)は27日、成田-下地島路線の運航を再開した。昨年10月に運休して以来約6カ月ぶり。使用機材はエアバスA320。運賃は片道7490円~5万1390円。再開初日は大型連休スタートとあって多くの観光客らが下地島空港に降り立った。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!