03/21
2026
Sat
旧暦:2月3日 仏滅 甲 
産業・経済
2019年1月11日(金)9:00

機械刈り申請 9割に/サトウキビ収穫

農家高齢化で過去最高/課題は雨天時の原料確保


ハーベスターを使った機械刈り収穫の申込件数が全体の9割に達した(資料写真)

ハーベスターを使った機械刈り収穫の申込件数が全体の9割に達した(資料写真)

 宮古地区の2018-19年産サトウキビ収穫で、ハーベスターを使う機械刈り面積が4629㌶と全体の9割に達し、過去最高を更新した。申請件数は4523件で前期より113件増えている。農家の高齢化に伴う労働力の減退と機械化を印象付ける数字だが、雨天時における原料確保という点で課題もある。

 ハーベスターによる収穫はここ数年の主流。手刈りと比べ、はるかに労力がかからないとあって移行する農家は増え続けている。

 ハーベスター運営協議会がまとめた最新の申し込み状況によると、全体収穫面積5088㌶に対して申込件数は4629㌶。機械刈り率は%に達した。

 地区別の申込件数と面積を見ると、▽平良1293件、1266㌶▽城辺1339件、1464㌶▽下地550件、610㌶▽上野512件、480㌶▽伊良部829件、805㌶-。

 機械刈りの比率は▽平良90・6%▽城辺92・4%▽下地93・9%▽上野96・2%▽伊良部84・3%-と各地とも前期より増えた。

 労働力の減退を補う機械化の促進は重要で、行政も過去に補助を出すなどして進めてきた。その成果が顕著に表れている形だ。

 一方で雨天時の収穫、原料(サトウキビ)の確保をどうするかという大きな課題も浮上している。

 雨天時はハーベスターが畑に入れず、必要な原料を確保できない。工場は圧搾機を止めざるを得ず、結果として操業期間が後ろにずれていってしまう。

 こうなるとサトウキビの品質の劣化が懸念されるため、ここ数年は関係者の頭痛の種となっている。

 関係機関の間では「ここまで機械刈りが進むと、もう手刈りには戻らない」という考えが支配的で、特効薬は見いだせていない。

 昨年5月に沖縄総合事務局公正取引室から受けた口頭注意も気になる。1㌧当たり一律4500円に設定されてきた作業料金が、独占禁止法に触れる可能性があると指摘されたためだ。

 ただ、今のところ大きな混乱はなく、今期の料金は従来通り4500円が水準になるものとみられる。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2026年3月17日(火)9:00
9:00

島の魅力発信の「顔」求む/宮古島観光協

第52代観光アンバサダー募集開始   宮古島観光協会(吉井良介会長)は16日、同協会で記者会見し、第52代宮古島観光アンバサダーの募集を同日から開始すると発表した。応募資格は宮古島在住の20歳以上で、宮古島観光のPRに意欲のある人。任期は今夏より一年…

2026年3月17日(火)9:00
9:00

「サンゴの楽園」シーズン到来

観光協 来月5日に海びらき   宮古島観光協会(吉井良介会長)は16日、同協会で記者会見し、今年の海びらきを4月5日に下地与那覇の前浜ビーチで開催すると発表した。本格的なマリンレジャーシーズンの到来で、海びらき会場では盛りだくさんのプログラムで市民や…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!