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社会・全般
2019年1月13日(日)9:00

今年すでに9匹収容/飼い主不明犬

宮古保健所 城辺で7匹捕獲


宮古保健所に収容された子犬(資料写真)

宮古保健所に収容された子犬(資料写真)

 宮古保健所管内では11日までに9匹の飼い主不明犬が収容された。9匹のうち、7匹が城辺で収容されている。以前は多かった同所管内の殺処分件数も近年は民間ボランティアの活動により大幅に減っているが、収容数は多いことから同所では野犬の発生を防ぐためにも放し飼いをしないなど、適正な飼育を呼び掛けている。

 城辺地区で収容された7匹は比嘉の東京農業大学実習地(マンゴー園)から11日に4匹、15日に3匹が同保健所によって収容されている。

 7匹とも生後3カ月の雑種で、同所で「一時預かりの対応」の状態となっている。

 そのほかの2匹は、市役所が8日に伊良部郵便局で生後8カ月の雑種の雌を、11日にも西添道で生後1歳の雄をそれぞれ収容している。

 同所によると、沖縄本島への移送は毎週火曜日で、収容犬についての問い合わせは0980・72・3501となっている。

 同所管内における犬の収容数は年間200~300匹で、14年度からは300匹台で推移してきた。

 さらに、14年度からは年間の殺処分件数も300匹を超え、15年度は325匹。これは東京都の1年間の処分件数を上回っていた。

 こうした状況を打開しようと、民間ボランティアが立ち上がり、収容された犬を島内外に譲渡する活動が16年度ごろから本格化。

 同保健所と連携した取り組みで、16年度の終末処分件数は、前年度の325匹から大幅に減少し141匹となった。

 さらに、活動が充実してきた17年度の処分頭数は16匹にまで減っている。

 一方で、こうしたボランティアと保健所の取り組みをよそに、収容件数はいまだに高い数値で推移していることから、同所では正しい飼い方を呼び掛けている。


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