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産業・経済
2019年1月17日(木)8:57

きょうから原料搬入/沖縄製糖

今期見込み量12万3000㌧

 沖縄製糖宮古工場は17日午前、2018-19年産サトウキビ(原料)の搬入を始める。圧搾作業は同日の天候及び原料の搬入状況を見ながら判断する。沖縄製糖管内の今期生産見込み量は12万3000㌧。

 午前9時から製糖操業開始式を開き、関係者が豊作と安全操業を祈願する。

 今期のサトウキビは、台風や干ばつでダメージを受けている。昨年7月の台風では春植えを中心に大きな被害を受け、9月と10月の台風では葉の裂傷や塩害が相次いで発生した。

 こうした自然環境による被害に対応するために、操業開始時期を例年より後ろにずらした。台風被害が大きいと判断し、回復と品質の上昇を待つためだ。

 宮古地区では、すでに宮古製糖城辺工場、同伊良部工場、宮古製糖が運営する多良間製糖工場の3工場が稼働しており、沖糖の開始で全工場が動き出す。

 宮古地区は、本格的な収穫シーズンに突入する。


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