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教育・文化
2019年1月22日(火)8:55

新春の思いを文字に

第1回市民書き初め会/市文化協会主催


思い思いの字を書く参加者=20日、市中央公民館大ホール

思い思いの字を書く参加者=20日、市中央公民館大ホール

 市文化協会(大城裕子会長)主催の「第1回新春市民書初め会」(共催・市、市教育委員会)が20日、市中央公民館大ホールで開かれた。保育園児から91歳までの幅広い年代から約200人が参加。年の初めに「夢」や「笑」、「叶える」、「大願成就」、「初志貫徹」など一人一人が思い思いの願いを込めた文字をしたためた。

 「書初め会」は以前、PTA連合会の主催で児童生徒を対象に行われていたが、ここ数年開催がなく、再開を望む声が挙がったことから、市文化協会書道部会の主管として子供だけでなく大人も参加できるようにすることで、書の裾野を広げる会として今年から文化協会主催で開催されることとなった。

 下地敏彦市長や宮國博教育長らが参加した開会式で主催者代表としてあいさつに立った大城会長は、参加した児童生徒に対し「少しでもきれいな文字を書くことができますようにとの願いを込めて、1年の目標や好きな文字を書いてほしい」。一般の人には「楽しみながら書に親しむ機会にしてもらいたい」とそれぞれに呼び掛けた。

 下地市長は「自分の思いを書に込めることが書の楽しみ。書を楽しみながら納得のいく文字を書いてほしい」、宮國教育長は「毛筆で表現することで私たちが潜在的に持っている筆文字への愛着を呼び起こす機会になると思う」などとあいさつした。

 書き初めでは主催者から配布された色紙に参加者が、願いを込めた一文字や言葉などを筆で書き込んでいった。

 完成した作品は参加者が互いに鑑賞できるように、作者自身が壁に展示した。

 「成」という文字を書いた平良風椛さん(東小4年)は「成長したいのでこの文字を選んだ。勉強が昨年よりもっとできるように成長したい」と語った。

 書き初めのほか、さまざまな賞品が当たる抽選会やぜんぜいの振る舞いも行われた。


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