12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
産業・経済
2019年1月30日(水)8:58

沖糖が原料糖初出荷

1500㌧、名古屋向け出港


沖糖が原料糖を出荷した。初荷の1500㌧を船倉に流し込んだ=29日、平良港

沖糖が原料糖を出荷した。初荷の1500㌧を船倉に流し込んだ=29日、平良港

 沖縄製糖は29日、2018-19年産の原料糖1500㌧を名古屋へ初出荷した。今期は1万4000㌧以上の出荷を目指して取り組む。


 沖糖は17日に製糖操業を開始した。ここまでは順調な操業が続いている。

 28日までの搬入量は1万7473㌧。平均糖度は13・77度と、基準糖度(13・1~14・3度)帯に入る品質を維持している。

 糖度区分別構成比は基準糖度帯の原料が全体の47・22%を占めた。基準以上は29・42%、基準以下は23・36%の実績となった。

 初荷の積み込みは28日に始めた。サトウキビを圧搾して製品化した原料糖をトラックに載せ、海上輸送を担う船が停泊する平良港へ次々と運び入れた。

 港に着いたトラックは、指定の場所で荷台を上げ、専用のベルトコンベヤーを使って製品を搬出。黄金色の原料糖はさらさらと船倉に流し込まれ、周辺に甘い香りを漂わせていた。

 操業中の沖糖は今期、サトウキビ12万3000㌧の搬入を見込んでいる。台風や干ばつ、病害虫被害に遭いながらも前期並みの収量を確保できる見通しだ。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!