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産業・経済
2019年2月17日(日)8:58

キビ搬入4万7000トン/沖糖1カ月

糖度14度に迫る勢い


搬入開始から1カ月を迎えた沖縄製糖宮古工場。品質の上昇が続く=16日、下地上地

搬入開始から1カ月を迎えた沖縄製糖宮古工場。品質の上昇が続く=16日、下地上地

 沖縄製糖宮古工場の2018-19年産サトウキビの搬入が16日、開始から1カ月を迎えた。これまでに4万7000トンと計画通りの原料(サトウキビ)を搬入している。品質も良く、糖度は14度に迫る勢いだ。

 沖縄製糖は1月17日に原料の搬入を開始した。当初は雨の影響で機械刈り原料が確保できず、圧搾作業を後ろにずらして19日から工場を稼働させている。

 それ以降は天候に恵まれて機械刈りするハーベスターがフル稼働。順調な製糖操業を続けてきた。

 16日現在の搬入概況によると、平均糖度は13・87度と基準糖度帯(13・1~14・3度)に達している。

 糖度区分別構成比は、基準内が最も多い46・84%を占めているが、基準以上の比率も32・85%と高く、品質の良さを印象付けた。

 1トン当たりの農家平均手取額は2万1654円。

 ここ数日の雨の影響で糖度は落ち着いているが、平均14度台も見えてきた。

 農務部では「ここまでは収量、品質ともに順調にきている」と述べ、さらなる品質上昇を期待した。

 今期サトウキビは昨年7月、9月、10月の台風のほか干ばつや病害虫被害にも遭って生産量の落ち込みが懸念されていたが、平年並みを確保できる見通し。

 沖縄製糖管内では12万3000トン、宮古地区全体では30万トンのサトウキビ生産が見込まれている。


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