12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
社会・全般
2019年2月20日(水)8:56

子供議会開催求める/離島体験交流事業

西辺小児童 市長に提言書


長濱副市長(右)に提言書を手渡す児童たち=19日、市役所平良庁舎

長濱副市長(右)に提言書を手渡す児童たち=19日、市役所平良庁舎

 沖縄離島体験交流事業に参加した西辺小学校5年生13人が19日、市役所平良庁舎で報告会・市長提言発表会を行った。児童たちは他の離島地域を訪問したことで、宮古の自然の美しさを再認識したと報告。この環境を守るために不法投棄の取り締まり強化や、エコアイランド子供議会の開催など三つの提言を取りまとめ、長濱政治副市長に手渡した。

 提言書を受け取った長濱副市長は「エコアイランドについては具体的にどうするか、取りまとめているところ。子供議会はやってみたい。貴重な提言をありがとう」と話した。

 児童たちがまとめた提言は①「持続可能な社会のための教育」に力を入れてほしい②仮称「クリーンレンジャー」を作り、ポイ捨てや不法投棄を厳しく取り締まってほしい③「エコアイランド子供議会」を開き、子供たちが宮古島の未来のことを話し合う場を作ってほしい-となっている。

 児童らは昨年7月に石垣島を訪問し、「ごみが落ちてない」と感じたという。自分たちにできることを考え、地域のごみ拾いを始めたことを紹介。「島の自然を守っていく」と誓った。

 報告会には長濱副市長をはじめ、市議会の佐久本洋介議長や市議らも参加。児童たちの提言に耳を傾け、大きな拍手を送った。

 同事業は離島の児童を対象に、講演やワークショップ、体験交流などを行うことで、離島間ネットワークを形成し、自らの道を歩む力を醸成することなどを目的に実施されている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!