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教育・文化
2019年3月6日(水)8:56

星誕生の仕組み紹介

平一小で天文台出前授業


講師の渡邊さんは4年生を対象に講話。児童たちは興味津々に聞き入っていた。

講師の渡邊さんは4年生を対象に講話。児童たちは興味津々に聞き入っていた。

 国立天文台名誉教授の日江井(ひえい)榮二郎さんと渡邊鉄哉さんを講師に招いての出前授業「僕たちは星の子」が5日、平良第一小学校であった。日江井さんは3年生80人を対象に講話し「私たちは宇宙から命をもらっている。だから皆は星の子です」と述べた。


 同天文台の天文学者は、毎年全国の小中学校へ出向いて出前授業を実施。この日は、月や太陽の話、星の誕生の仕組み、かぐや衛星から見た地球と月、ブラックホールの不思議などを分かりやすく語った。

 日江井さんは「1969年、アームストロング船長が乗ったアポロ11号が月面に着陸した。船長が『人間にとって小さな一歩だが、人類にとって大きな飛躍』と言った言葉は世界で有名」と話した。

 また「月は地球に近づいたり、遠のいたりする。近づくと大きく見え、遠くになると小さく見える。2035年9月2日に皆既月食が見える。見ると、人生観も変わるので見てください」と期待を込めた。

 日江井さんの質問に児童たちは積極的に答えていた。


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