12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
社会・全般
2019年3月21日(木)8:58

ハイビスカスの産業化を報告

市、商工会議所など
地域ビジネス力強化事業


「宮古島ハイビスカス産業化プロジェクト」などを発表した成果報告会=19日、那覇市

「宮古島ハイビスカス産業化プロジェクト」などを発表した成果報告会=19日、那覇市

 【那覇支社】県と県商工会連合会は19日、2018年度地域ビジネス力育成強化事業の成果報告会を那覇市内のホテルで開催した。「宮古島ハイビスカス(あかばなぁ)産業化プロジェクト」など、同事業を活用する取り組みを行った地域連携体5団体が、それぞれの成果と今後の取り組みを報告した。


 この事業は、地域資源の開発や課題解決に取り組む地元商工会議所や自治体、企業などで構成する地域連携体を支援するもの。県が認定し、県商工会連合会がアドバイスやサポートなどを行った。

 「宮古島ハイビスカス(あかばなぁ)産業化プロジェクト」では、宮古島産ハイビスカスの産業化を目指し、2017年にグランディール(那覇市)、宮古島市、宮古島商工会議所、伊良部商工会などで連携体を設立。ハイビスカスから抽出した原料を使ったエキスやドリンク、食品、化粧品などの商品開発や全国販売を展開する「Miyakojima Anna(宮古島アンナ)」ブランドを立ち上げた。

 発表したグランディール執行役員の高橋伸次さんは、県外で開催された健康博覧会やツーリズムEXPOへの出展、宮古島での8月1日「ハイビスカスの日」の制定などを報告した。

 また、上野地域リサイクルセンター所有地でのハイビスカス苗木300本の植樹や、平良学校給食センターへのハイビスカスカップケーキ提供などの取り組みも紹介した。

 地元への社会貢献として、高橋さんは「商品の売り上げの一部を『Anna基金』に預け、宮古の子どもたちがスポーツなどの全国大会や島外で受験する際の旅費などの補助に活用する」と強調した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!