葉タバコの収穫作業に精を出す生産農家＝26日、下地地区

　２０１９年産葉タバコの収穫が今月中旬から始まっている。快晴に恵まれた26日、下地地区では収穫機に乗り、下葉の摘み取り作業に精を出す農家の姿が見られた。

　今期産の生育はおおむね順調。各地の畑では、葉が青々と生育し、上質の作柄が期待されている。これから淡い桃色の花を摘む芯止め作業が本格する。

　17日から収穫作業を行っているという代男性は、「今期産は良い作柄だ。栽培面積は５８０㌃（５町８反）あるので収穫が忙しい。雇用した７人が一生懸命働くので、とても助かる。気持ちを引き締めて頑張りたい」と話した。

　この日の収穫作業では、２人ペアで３台の収穫機で乗り、手作業で下葉を収穫した。

　市農水部によると、宮古全体の前年産実績は作付面積５０９㌶、販売量１２３３㌧、販売金額23億２０００万円だった。