関係者で引っ越し作業

教育委員会の職員や学校関係者らで児童生徒の机やイスなどが運び込まれた＝４日、伊良部島小学校・中学校（愛称・結の橋学園）

　今月開校した伊良部島小学校・中学校（愛称・結の橋学園）の引っ越し作業が４日、外構工事が進められている中で行われた。

　この日は、市教育委員会の職員20人のほか、学校側の教職員を含めて約50人が入学する約３２０人の児童生徒の机やイス、各種備品を運び入れた。

　自らも引っ越し作業に汗を流した同校の宮城克典校長は「校舎の建物は５日には引き渡しになると思う。殺風景だったがこうして新しい机やイスが入ると学校、教室という感じになってきているのでうれしい」と話した。

　作業では、トラックで運び込まれた子どもたちのイスと机を教諭らが数を確認しながら、それぞれの教室に運び入れた。

　５日は教諭の机や備品などの搬入も予定されており、新学期を間近に控えて引っ越しの作業も急ピッチで進められていく。

　今後の日程は、８日に始業式、９日に入学式を行い、開校記念式典は外構工事完了後の５月26日を予定している。