04/29
2024
Mon
旧暦:3月21日 大安 癸 
産業・経済
2019年4月17日(水)9:00

平均糖度は14・02度/沖糖宮古

12万2025トン受け入れ/今期のキビ搬入を終了


今期の搬入を終えた沖縄製糖宮古工場。合計では12万2025トンを受け入れた=16日、下地上地

今期の搬入を終えた沖縄製糖宮古工場。合計では12万2025トンを受け入れた=16日、下地上地

 沖縄製糖宮古工場は16日、2018-19年産サトウキビ(原料)の搬入を終了した。搬入を開始した1月17日からの90日間で受け入れた総搬入量は計12万2025トンとなった。前期比では4047トンの減産となったが、ほぼ当初見込み通りの搬入量となった。平均の糖度は14・02度だった。

 同工場では当初、搬入量は前期並みの約12万3000トン、期間は67日前後を見込んでいた。

 平均糖度は前期実績14・03度を0・01度下回る微減で、搬入原料のうち80・55%が基準糖度帯(13・1~14・3度)に達している。最低糖度は8・10度、最高糖度は19・00度だった。

 操業開始時、平均糖度は13・6度でスタート。最終的には14度台で今期の取り引きを終えた。1トン当たりの農家平均手取額は2万1690円だった。

 今期のサトウキビについて沖糖農務課では「搬入量は見込み通り例年並みとなったが、品質は期待外れな結果となった。要因は品種にもよるが、害虫の影響が出ているのと、暖冬による品質の劣化が考えられる。本来は1月中旬から冷え込み、2月いっぱいは17度から19度くらいまでは上がると見込んでいたが、毎日半袖で過ごせるほどの暖かさで糖度が上がらなかった」との考えを示した。

 沖糖のほか、宮古製糖城辺工場は今週中での搬入終了を予定。宮糖の伊良部工場と多良間工場は今月中の終了を予定しているが、伊良部工場は5月にずれ込む可能性もあるという。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月28日(日)9:00
9:00

7269人が地下ダム学ぶ/23年度資料館来館者数

市地下ダム資料館(城辺福里)のまとめによると2023年度来館者数は7269人で、前年度の6706人と比べて563人増加した。新型コロナウイルス感染症の発生以前の19年度の来館者7743人と比較すると94%まで回復している。来館者はリピーターが多く、島外に住む市…

2024年4月28日(日)9:00
9:00

成田-下地島が運航再開/ジェットスター

ジェットスター・ジャパン(GK)は27日、成田-下地島路線の運航を再開した。昨年10月に運休して以来約6カ月ぶり。使用機材はエアバスA320。運賃は片道7490円~5万1390円。再開初日は大型連休スタートとあって多くの観光客らが下地島空港に降り立った。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!