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教育・文化
2019年4月23日(火)8:59

亀川さん念願の優勝/第5回とうがにあやぐ大会

39人が情感豊かに熱唱/子供からお年寄りまで参加


優勝した亀川貴敏さん

優勝した亀川貴敏さん

 第5回とうがにあやぐ大会(主催・宮古民謡保存協会、宮古民謡協会、沖縄宮古民謡協会)が21日、JAおきなわ宮古地区本部で行われた。予選には12~74歳までの39人が出場。予選を突破した20人が宮古で歌い継がれてきた「とうがにあやぐ」を情感豊かに歌い上げた。審査の結果、亀川貴敏さん(45)が優勝。2位には倉持恵さん(32)、3位には宇保祐哉さん(23)、審査員特別賞には奥平乙斗さん(17)、三協会長賞には前泊真季さん(18)が選ばれた。

 念願の初優勝を果たした亀川さんは「今回で4回目の出場でこれまでは2位、2位、3位の成績だった。優勝を目指していたのでこの結果は本当にうれしい」と笑顔で喜びのあいさつを行った。

 主催者を代表して、宮古民謡協会の砂川正之会長は「この大会を通して、宮古の代表的民謡である『とうがにあやぐ』がこれからも後世に歌い継がれるとともに、宮古島の芸能の振興に寄与することを願っている」とあいさつした。

 来賓あいさつで、下地敏彦市長も「今年もこの大会が盛大に開催されることをうれしく思う。宮古の大切な文化遺産である『とうがにあやぐ』の素晴らしさを再認識するとともに、出場者には日ごろの練習の成果を十分に発揮して個性が輝く歌声を聞かせてほしい」と呼び掛けた。

 審査は三線の調弦のほか、歌の音程や思い入れの三つの要素で行われた。

 審査講評で宮古民謡協会の村吉順栄顧問は「緊張しながらも出場者の皆さんの演奏と歌はしっかりレベルアップしており、練習量の多さを感じた素晴らしい内容だった」と述べた。

 本大会は、大切に歌い継がれてきた「とうがにあやぐ」の素晴らしさを再認識し、その保存、継承と芸能文化の普及発展を目的として開催されている。


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