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産業・経済
2019年4月26日(金)8:58

宮古地区から3人受賞/県糖業振興協会 県キビ競作会表彰式

サトウキビ競作会で表彰された(右から)与那覇盛廣さんと池間義光さん、島尻勝広理事長(左端)=25日、那覇市

サトウキビ競作会で表彰された(右から)与那覇盛廣さんと池間義光さん、島尻勝広理事長(左端)=25日、那覇市

 【那覇支社】県糖業振興協会(島尻勝広理事長)は25日、第43回県サトウキビ競作会表彰式を那覇市の沖縄産業支援センターで開催した。宮古地区からは、「農家の部」の奨励農家に宮古地区代表の池間義光さん(68)、「特別優良事例の部」に宮古島市の与那覇盛廣さん(62)と、多良間村の高江洲政隆さん(64)の3人が選ばれ、それぞれ県糖業振興協会理事長賞を受賞した。

 池間さんの畑では、株出・甘蔗糖重量が10㌃当たり2309㌔、収量は同12・272㌧、甘蔗糖度は12・2度の成績を収めた。表彰式後、池間さんは「今後も土づくりをしっかりして、反収アップを目指して頑張りたい。宮古代表として恥ずかしくないように、野菜づくりの経験も生かして、もう一度チャレンジしたい」と意欲を語った。

 与那覇さんは41年の栽培歴があり、地域の原料員や積み込み業務を担当し、連絡調整役としても活躍。表彰式後、「これからもサトウキビを愛して、一生懸命キビづくりに専念したい」と喜びを語り、原料員や積み込み業務についても「体の許す限りサトウキビ産業の発展に貢献したい」と意気込みを語った。

 高江洲さんは39年間の栽培歴を持ち、肥培管理や、病害虫防除、除草に余念がなく、200㌧を超える生産実績を持ち、村の糖業振興に大きく貢献したことなどが評価された。

 島尻理事長は「農家の皆さんの生産意欲と目標を持った取り組みにより、反収と品質向上が図られたことに感謝する。各地域において高糖度、高収入を目指した取り組みが行われていることは大変喜ばしい」とたたえた。


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