12/13
2025
Sat
旧暦:10月24日 先負 丙 
スポーツ 社会・全般
2010年12月24日(金)9:00

来春600人が合宿へ/宮古島

キャンプ地として定着


大学野球部の宮古島キャンプが定着している。写真は3年連続でキャンプを実施している青森大硬式野球部の練習=2010年3月6日、下地球場

大学野球部の宮古島キャンプが定着している。写真は3年連続でキャンプを実施している青森大硬式野球部の練習=2010年3月6日、下地球場

 2011年春のスポーツキャンプ受け入れ依頼が各地から寄せられている。市や関係者によると、23日現在で来年春に受け入れるスポーツ団体は前年並みの約10団体。600人が来島し、延べ8000泊して温暖な気候の中でトレーニングに励む。宮古島でのスポーツキャンプは年々増えており、国内外から問い合わせがあるなど最適なキャンプ地として定着している。


 プロで春季キャンプを張るのはオリックスと横浜FC。横浜FCが1月下旬、オリックスは2月いっぱいトレーニングを行う。陸上の名門・三井住友海上陸上部も合宿する。

 これと平行して社会人野球部や大学野球の春季キャンプが行われる。社会人は日本通運が2月に城辺球場で練習する。大学は関西国際や平成国際、大谷、青森、阪南、成美の各大学野球部が城辺や下地の球場を使用、オリックスのキャンプ終了後は市民球場でもトレーニングを行う。

 オリックスの2軍や大学野球部が例年と比較してキャンプ期間を延ばしているため宿泊数も増加。高校野球部の合宿依頼もあることから、来島人数および宿泊数はさらに伸びることもある。スポーツキャンプの誘致は宿泊施設の利用など宮古島の経済振興にもつながる。子どもたちにとってはレベルの高い技術を間近で見学できるというメリットがある。

 大学野球部などの誘致に尽力しているホテルニュー丸勝社長で宮古島観光協会の平良勝之副会長は「宮古島の活性化にとっても良いこと」とキャンプ地として定着化していることを喜ぶ。「スポーツを大切にすることで島全体が潤うし、活気が出る。スポーツアイランド化を推し進める市の取り組みにもマッチしている」と話した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!