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政治・行政
2019年5月15日(水)9:00

総額17億9900万円/県宮古土木事務所19年度予算

前年度比べ1・25%増/主事業に電線地中化など


街路事業に盛り込まれた電線類地中化工事が計画されているマクラム通り西里工区=14日、北給油所交差点

街路事業に盛り込まれた電線類地中化工事が計画されているマクラム通り西里工区=14日、北給油所交差点

 県宮古土木事務所はこのほど、2019年度当初予算の事業概要をまとめた。総額は17億9900万円で、前年度(14億4100万円)に比べ3億5800万円(1・25%)増加した。主な事業は県道243号線(通称・マクラム通り)の電線類地中化(1億6100万円)、伊良部大橋橋詰広場の造成、舗装工事(2億5200万円)など。

 道路事業は13億1300万円を計上。全体予算の約7割を占め、電線類地中化や道路改良工事、それに伴う用地補償、橋梁の補強・補修事業などが計画されている。

 このうち、平良下地島空港線(伊良部・下地島)は延長510メートル、幅員12メートル(片側歩道付)の道路改良工事を実施。事業費は1億9800万円で、内訳は▽工事費1億5000万円▽用地補償費1800万円▽委託業務費3000万円-。

 用地交渉が難航していた伊良部大橋橋詰広場は17年度から造成工事を開始した。今年度完了予定で、総面積は7800平方メートル。今年度は2億5200万円を投じて造成、舗装工事を実施する。

 橋詰広場は伊良部大橋の伊良部側たもとの空間を造成、舗装するもの。その後、宮古島市が農水産物販売所やレストランなどを配置する「地域振興施設」を整備する計画だ。

 そのほか、継続事業として池間大橋橋梁の橋脚補強に2億2000万円を予算化した。

 街路事業には2億500万円を計上。マクラム通り線の電線類地中化には1億6100万円を充てる。

 同事業は2工区に分かれ①西里工区(北給油所交差点~下里通り交差点)340メートル②下里工区(下里通り交差点~サンエーカママ嶺ヒルズ店交差点)550メートル-の区間で実施する。

 港湾事業は、多良間港(普天間地区)航路拡幅に1億4500万円を組み入れた。

 船舶の大型化に伴うもので、14年度から事業実施し今年度で完了予定。650メートルにわたり、約80メートルある既存の航路幅を平均で約16メートル拡幅する。


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