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教育・文化
2019年6月7日(金)8:55

戦争の悲惨さ伝える/宮総実生活福祉科

平和学習向け事前勉強


功刀教頭(左)から沖縄戦についての説明を受ける生徒たち=6日、宮古総合実業高校

功刀教頭(左)から沖縄戦についての説明を受ける生徒たち=6日、宮古総合実業高校

 宮古総合実業高校(平良淳校長)生活福祉科の2年生10人は6日、平和学習の事前学習として沖縄戦について学んだ。同校で行われた学習会では同校の功刀(くぬぎ)弘之教頭がスライドなどを用いて戦争の悲惨さを伝えるとともに、平和について話し合った。

 講師を務めた功刀教頭は県平和祈念資料館に出向した経験を生かして赴任した学校で平和学習の取り組みの改革を行っているという。同校では今年度、生徒を中心とした戦争証言の聞き取りなどを行い、その内容をまとめ、平和学習会で発表する予定で、この日は沖縄戦の戦時中の様子や「平和の礎」について生徒たちが学んだ。

 功刀教頭は生徒たちへ「沖縄戦では12万人以上が亡くなっており、それは県民の4人に1人。戦争では人が人ではなくなってしまう。戦争を起こさないためには、『(他人との)違いを認める』、『他者を思いやり、共感する』ことが大切」などと話した。


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