12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
社会・全般
2010年12月28日(火)9:00

水質監視施設の周辺美化へ/地下ダム

福東と土地改良区が協定


協定書を取り交わす仲間理事長(右)と砂川会長=27日、福東公民館

協定書を取り交わす仲間理事長(右)と砂川会長=27日、福東公民館

 宮古土地改良区(仲間克理事長)と福東自治会(砂川光雄会長)は27日、地下ダム関連施設をコンピューターで管理する中央管理所と福里地下ダムの水位や水質を監視する施設周辺=福東地区内=の管理委託協定を結んだ。


 中央管理所で制御する地下ダムの水は消火用水としても利用。止水壁をオーバーフローする水を目の当たりにできる水位水質監視施設は、今では観光名所となった。両施設は水まつり会場や、学習の場としても活用されている。同協定はそうした多面的機能を持つ施設の地元住民による環境美化を目的に締結した。

 福東の住民は年に4回ボランティアで、清掃などの環境美化活動を行う。

 調印式は両施設周辺の清掃後、福東公民館で行われた。

 仲間理事長は調印後「水まつりで世話になり、感謝している。今後とも地域イベントとして定着させたい。地下ダムによって、園芸作物が伸び、サトウキビの収量も増えた。水のありがたさ(機能)を多くの皆さんに知ってほしい。両施設については、福東の大事な財産という位置付けで管理していただきたい」とあいさつした。

 砂川会長は、調印に至った経過を説明するとともに、今後とも水まつりに協力していく考えを述べた。

 住民参加型の農業水利施設の管理協定は、宮古島地区防犯協会福山支部や、西中老人クラブ、上野中学校、市消防本部などに次いで、5例目となった。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!