05/03
2024
Fri
旧暦:3月24日 友引 丙 
社会・全般
2019年6月25日(火)8:57

祭り彩る紅白カマボコ/きょう多良間スツウプナカ

祭りで使う紅白のカマボコ作りを行うクバン座=24日、多良間仲筋

祭りで使う紅白のカマボコ作りを行うクバン座=24日、多良間仲筋

 【多良間】多良間島の伝統行事「スツウプナカ」が25日、「ナガシガー」など村内4カ所の祭場で行われる。本番前日の24日、周辺の海で各海人座が網漁で捕った魚がクバン座に運び込まれ、手作りの紅白カマボコなどに料理され、準備万端となった。

 各海人座は供え用の魚を網漁で捕り、神様にささげる用の魚は、若いススキの葉で編んだ綱をエラから口に通し数匹をひとまとめにして、海水でうろこなどを取り除いた。

 この日の深夜には、神歌(ニィリ)を長老が歌い、酒を酌み交わす「暁の願い(アカツキニガイ)」が行われる。「ヤッカヤッカ」のはやしを響かせながら木製の角皿から神酒を回し飲み、五穀豊穣(ほうじょう)や集落の繁栄を願う。

 スツウプナカは八月踊りと並ぶ島最大の行事。1983年に多良間村の無形民俗文化財に指定されている。ナガシガー、フダヤー、パイジュニ、アレーキの計4カ所の祭場で行われ、島は祭り一色に染まる。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月28日(日)9:00
9:00

7269人が地下ダム学ぶ/23年度資料館来館者数

市地下ダム資料館(城辺福里)のまとめによると2023年度来館者数は7269人で、前年度の6706人と比べて563人増加した。新型コロナウイルス感染症の発生以前の19年度の来館者7743人と比較すると94%まで回復している。来館者はリピーターが多く、島外に住む市…

2024年4月28日(日)9:00
9:00

成田-下地島が運航再開/ジェットスター

ジェットスター・ジャパン(GK)は27日、成田-下地島路線の運航を再開した。昨年10月に運休して以来約6カ月ぶり。使用機材はエアバスA320。運賃は片道7490円~5万1390円。再開初日は大型連休スタートとあって多くの観光客らが下地島空港に降り立った。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!