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教育・文化
2019年6月25日(火)8:55

来月13日に方言大会/市文化協 29日に入場券販売

多くの市民の来場を呼び掛ける大城会長(右から2人目)ら=24日、市文化協会

多くの市民の来場を呼び掛ける大城会長(右から2人目)ら=24日、市文化協会

 第26回鳴りとぅゆんみゃ~く方言大会が7月13日、マティダ市民劇場で開催される。入場券は今月29日午前10時から市中央公民館などで販売される。

 主催する宮古島市文化協会は24日、会見を開き、多くの市民の来場を呼び掛けた。大城裕子会長は昨年宮古島市で開かれた方言サミットを紹介し「方言の絶滅が危惧される地域が一堂に会し、普及継承に力を入れていきたいと気持ちを新たにした」と述べた上で「文化の根っこである言葉を大事にしていきたい。方言大会で市民に多くの言霊(ことだま)に触れてほしい」と来場を呼び掛けた。

 今回の出場者は野原康男さん(57)=平良西原出身、下地朝盛さん(70)=城辺保良出身、浅川勝之さん(28)=東京都出身、亀川正良さん(68)=平良鏡原出身、砂川雅一郎さん(71)=城辺比嘉出身、知念博正さん(41)=多良間村塩川出身、天久富雄さん(67)=城辺下里添出身、上里勝彦さん(45)=城辺仲原出身。最年少の浅川さんは来島経験は1回のみだが宮古方言に興味を持ち、学生時代には宮古方言に関する論文を書き上げた。現在も都内で開かれる方言講座などに参加しているという。

 幕あいには大会出場経験があり宮古方言のフランス人研究者セリック・ケナンさんによる「みゃーくふつミニ講座」も行われる。

 大会は午後5時半開場、6時開演。市長賞(最優秀賞)、教育長賞(優秀賞)、文化協会長賞(優良賞)、奨励賞が贈られる。入賞者のうち1人を9月に沖縄本島で開かれる「島くとぅば語やびら大会」に推薦する。

 入場券は1000円(文化協会会員900円)で1人2枚まで購入できる。

 販売場所は次の通り。

 市中央公民館▽上野公民館▽下地農村環境改善センター▽城辺公民館▽伊良部公民館


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