12/06
2025
Sat
旧暦:10月17日 友引 己 
産業・経済
2019年6月27日(木)9:00

宮古島市99・5%で県内トップ/賃貸物件稼働率

おきぎん経済研究所  賃料も上昇傾向


県内各地区の賃貸物件稼働率

県内各地区の賃貸物件稼働率

 【那覇支社】おきぎん経済研究所(東川平信雄社長)は26日までに、2018年の県内賃料動向ネットワーク調査を発表した。このうち、賃貸物件の稼働率では宮古島市が99・5%(前年と同値)で県内10地区で石垣市と並んで1位となった。

 宮古島市での稼働率が高いことについて、同研究所は「建築工事等による法人の借り上げ需要が増加しているのが要因」と分析している。また、「北学区など一部では築古物件の多さなどから人気が低い地域もあるが、島内全域で物件が不足している。新築、中古とも全タイプで賃料が上昇傾向。久松地区などは、市街地と海に近く人気」と指摘した。

 共益費や駐車場代などを除く賃料は、3K~3LDK(新築)は前年比16・2%上昇の7万9000円、2K~2LDK(新築)は同14・9%上昇の7万3900円、1R~1DK(新築)は同15・6%上昇の5万7100円だった。

 市郡別の新設着工戸数(貸家)でも、宮古島市の2018年度は1680戸(前年度比86・9%増)と高い伸びを示した。伸び率は県内11市中トップで、戸数も那覇市の2155戸(同29・9%減)に次いで11市中2位だった。

 県内で宮古島市や石垣市に次いで稼働率が高かったのは、生活環境や交通利便性の良さで単身から家族世帯まで幅広い層に人気がある那覇市新都心地区の98・0%(前年比0・5%増)だった。

 同研究所によると、稼働率調査は賃貸管理会社へ管理物件の状況を聞き取る方法で行った。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!