12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
環境・エコ
2019年7月2日(火)8:55

協力企業を審査、認定/エコ推進本部

評価制度導入、情報発信へ


エコアイランド宮古島を推進する制度の概要等を確認した会合=1日、市役所平良庁舎

エコアイランド宮古島を推進する制度の概要等を確認した会合=1日、市役所平良庁舎

 市のエコアイランド宮古島推進本部(本部長・下地敏彦市長)の2019年度第1回会合が1日、市役所平良庁舎であり、民間のエコの取り組みを評価する制度の導入について一定の方向性を確認した。協力企業を審査の上で認定し、エコ推進に係る情報を発信してエコアイランドのブランド化につなげる。認定には3階級を設け、最高位の企業には「ゴールドスター」の認証が与えられる。早ければ年度内にも導入する。

 エコアイランド推進企業を認定する制度は、市民や観光客に接する機会が多い企業の民間力に着目。さまざまなシーンで情報を発信してもらい、エコアイランドとしてのブランド化を図る。これに伴う民間での取り組みの促進も狙う。制度名は「エコアクション・カンパニー認定制度」。

 制度の概要として認定は3階級。ブルースター、シルバースター、ゴールドスターに分類し、それぞれに設定される審査基準をクリアした企業を認証する。

 ブルーの審査基準は、賛同表明や店頭でのステッカー貼付、ホームページのリンクで認定の流れ。シルバーはブルーに加え、審査基準表に基づき点数化し、規定に達すれば認定する。

 ゴールドの審査はさらに厳しく、シルバーの基準を満たした上で、社会的貢献度等が審査対象となる。ゴールドの認定は早くても次年度以降の見通しだ。

 認定されたブルーの企業はオフィシャルサイトへ掲載、シルバーはエコアイランドの取り組みがブログ記事としてオフィシャルサイト及びエコ広報誌に掲載される。ゴールドはシルバーの特典に加え、動画を制作してサイトに載せる。

 具体的な制度設計は担当課で詰めるが、推進本部ではこういった制度の概要と方向性を確認した。

 また、持続可能な宮古島の実現に向けた人材育成プログラムの開発にも着手する方針を決めた。小学校から中学校まで連続性のあるプログラムを全校で実施することが柱で、今年度はワーキンググループを設置して基本計画をまとめる。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!